食道癌から3年がたち、がんの再発の兆候もない 採血、CT、「異常ありません」と結果を聞くたびに ホッとする。 そんな日々を送っていた。 食道がんから3年がたち、 患者には「先生、お酒はいつから飲んでいいんでしょう」 と聞かれ 「食道は無くなったけども、その上にちょっと残ってるし、 のどの癌ができる可能性があるから、絶対控えなきゃだめだ」 と諭していたが いざ自分が食道がんになって、再発の不安や将来のことを考えると 憂鬱になり また周りもまた元のようにわいわいやろうよ と酒を勧めてくる こんなに気をつかってるのに・・・ 周りは「酒=食道癌の原因」なんてこれっぽっちも思ってない う、、この環境、思ったよりもかなりつらい、、、 好きに飲めないなんて・・・ ちょっとなら、ちょっとなら とウイスキーをストレートで飲む習慣 いつしかまた再開していた。 来月は内視鏡の検査 でも、なんかのどがおかしい・・・ 財前「ちょっと今日内視鏡でのどだけも見てくれないか」 財前は内視鏡の予約を早め いつものように鼻からの内視鏡で咽喉頭観察を内視鏡専門医の夏井に依頼した。 な「財前先生、じゃあまず口から観察しますね、ベロを丸めて持ち上げてください、 はい、ベロを右に振ってー、左に振ってー、はいベロを前につきだしてエー と発声してください」 財前「おお、マウスピースを外して口の中も見てくれるな、さすがだ」 な「財前先生に教わったやり方ですよ、はいじゃあ鼻から入ります、ちょっと つんとしますね」 財前「おお、反転法も頼むぞ」 な「はいじゃあ、また口を大きく開けて、ベロを前につきだしてください、はい じゃそのままえーーーっと声をだしてください、ああ、よくみえます、舌根が、、 先生歯もきれいですね、、ハイ休憩します」 財前「舌根は口からじゃみえないからな、鼻からみてくれると安心だよ」 な「じゃあこんどは深くお辞儀をして顎をまえにつきだして、そうそう、匂いを嗅ぐ姿勢です、良く見えます、、、今度はうーーっと声を出してください。はい うーっ」 財前「ウーーーっ」 な「はい楽にして、、梨状陥凹は大丈夫です」 財前「おい、俺にも画面みせてくれよ、モニターちょっとこっちにできるか?」 な「あ、、はい、、経鼻だと財前先生にも見えるからドキドキするなあ、、」 財前「お。。おい、、なんかあるぞ」 な「えっ?あれ?、、バルサルバ法をやりましょう」 財前「ふう、、」 な「それでは大きく息を吸ってーほっぺたをプーッと膨らませて、、、そうそう。。」 財前「ぷーーーーーーーーーー」 モニターには食道入口部まで筒抜けになった財前の下咽頭が見えてきた そして。ちょうど食道の入り口近くに、もこもことした丈のある隆起が顔をだした な「ざ、、、財前先生、、あ、、ありました」 財前「か、、下咽頭がんか」 な「バルサルバ法じゃないと見えない所にありましたよ、、先生っ、早期でしょう」 財前「やっぱりな、、ああ経鼻内視鏡でバルサルバ法やってて良かった」 食道癌を克服した後にでてくる下咽頭がん、、 財前の身にまた次の病がふりかかる 財前「やっぱり食道がん、つぎは下咽頭がんか、、簡単には終わらないな」 内視鏡を見ながら、財前の額には冷や汗がにじんでいた。
by kenzaburou41
| 2025-12-17 22:59
| 市民公開講座2026
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Comments(3)
ケン三郎先生
最近のテーマはちょっと辛いですね
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食道癌の手術をしてから8年半がたちました。寛解です。幸い癌の再発も無く,私の場合には良い癌にかかってほっとしています。
食道の中程に癌があって、今日は研修医の先生が一緒にやりますからお願いと言われて始まった,胃カメラが,途中まで行くと突然画面が真っ赤になって、先生が堅くなって沈黙して,研修医どころでは無くなって、カルスとの一言で,黙々とカメラを操作することになりました。 更に胃の入り口まで進むともう一つ、うーーーん、これも怪しい。三つぐらいありそうです。 ということで,その場で転院しての手術の説明を受けてあれよあれよと言う間に癌患者になり腹腔鏡手術、生検で,まだ駄目、全摘や薬物療法かを迫られ,即座に,全摘(30分の一の確立で戻らないといわれて)を決断して手術。4月末に見つかった癌が8月末に手術リンパまできれいに取りましたという説明で一月で退院、10月には仕事復帰、フラフラしながら頑張って,そのまま寛解に至りました。 その簡易不安も絶望もなく,もう安心と思い込ませて日々を過ごして無事寛解です。 酒は,毎月4リットルのウイスキーと6リットルの日本酒、典型的食道癌患者と言われたのに、完全断酒というより全く酒が飲めなくなって今日に至ります。 酒は,ビールコップに2cmで酔っ払ってものが食べられなくなります。初めての飲酒の時と同じことだ今起きています。 至って健康そのもの悪いとこはありません。血圧も下がってこちらも薬なしです。 一つだけあるのはダンピング症候、10時におにぎり一個食べないと猛烈は冷や汗に襲われて前に歩けなくなります。これも100gのウメボシ入りのおにぎり一個で5分で回復します。 障害はこれだけです。 術後食べて一番良かったのは,柿ピーと固いご飯に味噌汁をかけて流し込むこと、最悪は柔らかくて消化の良いものが全部駄目でした。 主治医の先生に言ったら,其れは絶対駄目です。自己責任や野ってくださいと言われました 何れほど多くの癌患者が食べ方に失敗して亡くなって来ているのを見てきたことかというのがその理由です。
続きです。
それでも何より食べ易かったのはイカとタコとモツ煮です。食べてはいけないと言われるものを全部止めて,栄養のバランスも考えず,肉や魚も食べず,おにぎりと味噌汁かけご飯、堅い野菜たっぷりの煮込みうどんで生き延びてきました。 一番駄目だものは,よくかんでドロドロにして食べようとすると成形して細くしたい胃に詰まってしまうことです。食べたものの下にたまった空気が吹き上げてものすごく気持ちが悪く七転八倒して,全量嘔吐を繰り返しました。 食べたものが,30分で腸に流れ込みます。其れが如何になめらかに行くかが決め手です。其れが逆流して気管支に流れ込んで猛烈に咳き込んでついには肺炎になりました。其れも寛解しました。 其れで,管理栄養士に言われた食事指導を全部完全に放棄しました。 噛まずに飲み込みます。但し,詰まらないように少しずつです。柔らかくて粘るものは少しずつでも途中で引っかかって後から入るものの流下を止めてしまうから駄目です。 考えてみると胃袋は消化器官ではありません。3時間では食べたものを分解したり消化したりする時間も能力も足りないからです。朝食べたものをお昼までに時間をかけて腸に流し込むことと胃酸で中和して殺菌、金属類を不溶化するだけです。浴感ドロドロになって居ますが消化しているかどうかは別です。食べ得得たものが腸に流れ込んでしまえばここでは嫌気性環境ですから,かき混ぜる動きが無くてもバクテリアによった分解が進みます。腸に入ってしまえば細かくする必要がありません。冷蔵庫で食物が腐るのと同じ現象が起きているからです。生野菜も根菜類も同じように水と温度とバクテリアで分解できます。栄養も,私は,米と塩分と野菜、豆類で十分です。肉や魚を無理して食べる必要はありません。 便秘も起きません。食べる量がすくなけれ出なくて当然ですかが直腸が一杯になるまで溜めておきます。其れで,排泄は中2日から4日まで変動します。其れで十分です。 私の特異点は,一日緑茶4リットル飲みます。其れで塩分は一日必ず12g摂取します。 其れと、何より多いのは果物です。ミカン、リンゴ、バナナ、柿、ブドウ欠かしたことがありません。 コーヒーは必ず砂糖10g入れます。血糖値が下がるからでもありますが,摂取カロリーを補うためです。 カップラーメンは駄目です。塩分が濃すぎます。 夜食が必要です。就寝前に5枚切り食パントーストバターたっぷり1枚とコーヒーです。
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