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術後早期経口摂取

胃がん術後の早期経口摂取は、ガイドラインで提唱されているにもかかわらず、実際に導入している施設は
約2割に留まることがわかった。水戸済生会総合病院の丸山 常彦氏らはDPCデータを用いて
全国472施設・2万6,097例を解析し、早期経口摂取の実施状況と臨床的意義を検討した。

本研究「本邦における胃癌手術後の早期経口摂取の現状と臨床的意義―全国DPCデータ
26,097例の解析」は、2026年3月4~6日に行われた第98回日本胃癌学会総会で発表され
最優秀演題に選ばれるとともに、Surgical Oncology誌2026年2月号に掲載された。

 丸山氏らは2017年8月~2022年7月の全国472施設のDPCデータベースより、
ICD-10コードC16(胃の悪性腫瘍)に該当し、胃がん手術を施行された患者2万6,097例
を抽出し、解析対象とした。術後2日までに1食でも食事のレセプトコードがある症例を
「早期経口開始群」と定義し、それ以外を「非早期経口開始群」とした。
両群の背景因子および術後入院期間を比較検討した。

 主な結果は以下のとおり。

・早期経口開始群は5,422例(20.8%)、非早期経口開始群は2万675例(79.2%)であった。
・術式別の検討では、早期経口開始群には腹腔鏡下手術の症例が有意に多く含まれていた。
幽門側胃切除では、腹腔鏡下手術の場合は開腹手術と比較して早期経口症例が有意に多かった
(開腹:19.0%、腹腔鏡:24.7%)。しかし、胃全摘および噴門側胃切除においては、
腹腔鏡下と開腹で有意差はなかった。
・がん診療連携拠点病院、大規模病院において有意に早期経口症例が多く、
術後経口開始時期は施設の運用方針に強く依存していると考えられた。

・術後在院日数は早期経口開始群で有意に短縮した(9日vs.12日


↑ 術後早く食事が食べれれるのはガイドラインに載ってるといえ
大病院で慣れている施設ならともかく
そんなに早く始めてもな、、
というのが実際のとこでしょうか





by kenzaburou41 | 2026-03-14 13:01 | 手術の合併症の話 | Comments(0)
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