カテゴリ:講演録( 115 )

水戸消化器病研究会

来月5月18日ですが水戸の医師会館で[水戸消化器病研究会」
というのがございまして。

金曜日19時15分から講演でございます。

同じスライドを何回も使ってるんで、自分的には飽き飽きしてきたんで

新しい写真を取り直して

そろそろ違う切り口で経鼻内視鏡を広められないか

っつう感じで、準備しようとおもいます。

これで日本各地での講演、

群馬、千葉、東京、神奈川、埼玉、茨城を制覇。

栃木、山梨からオファーこないかなあ~

茨城の先生がた、看護師さん連れて是非おこしくださ~い



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by kenzaburou41 | 2018-04-16 20:15 | 講演録 | Comments(0)

食道癌の予後因子

外科学会の宿題報告で
東大教授の「胃がんの真の予後因子は何か?」
っつー講演を聞いてきた。

まずは患者さん側の問題。

胃がんの大きさだったり、組織型だったり、病気からどれくらい転移先のリンパ節が離れているか
だったり、転移リンパ節の個数のおおさだったり、腹膜播種の有無だったり、遠隔臓器転移の有無だったり

医者の方からは変えられない予後因子はもちろん

しかしこれをどういう風に退治していくか

ていう外科医側の問題としては

「どれくらいしっかりリンパ節郭清ができるか」

「臓器を合併切除するかしないか」

「アプローチは開腹か、左開胸か、腹腔鏡か、」

「再建法はどうするか」

「合併症をいかに起こさずに手術するか」

などなど、人によって変える要素はいくらでもあって。

昔は胃全摘をよくやってたけど
食道胃接合部の進行癌では#5#6#4dにはほとんど転移がないことから
なるべく残せる胃は残す方向で噴門側胃切除
癌がMLなら幽門側胃切除、進行癌と離れて早期胃がんがあったら早期胃がんをまず
ESDして、胃が残せるかどうかを検討して、、、
という風になるべく胃全摘しない方向で術式を決めるとか。

全摘すると後々の抗がん剤の内服が十分できなかったり
ということでその分予後も悪くなるという

胃がん手術、全国集計で、幽門側胃切除の死亡率1%、全摘だと2、3%
全国だからたくさん手術してないとことしてることが混じってくる。
当然手術の経験が少ないところは成績も悪い

よって難しい手術はなるべく、うまいところに手術を回す「集約化」も
一つの作戦である

あとは周術期管理、うがいに歯磨き、禁煙に筋力トレーニング。

食道癌でも当てはまることはいっぱい。

今日は外科学会のポスターで、嚥下に関わる筋力を鍛えると肺炎が減らせるのでは?
っつー意見もあり。 誤嚥が起きない筋トレ?? 嚥下体操??ってこと?


昔は、食道癌で手術をする方の95%が亡くなった時代があって
外科医は手術をするたびお亡くなりになる患者さんに
申し訳ない気持ちでいっぱい、それでも手術をしてくださいと
患者さんが次から次に全国からやってきた

その患者さんに報いるためにも手術を成功させなければ
ならなかった

日本で初めて胸くう内吻合での食道手術成功例は
1933年のことだという。

100年も経ってないのに今、ロボット手術が保険適応に。

胃がんの予後因子は「外科医自身」

食道癌もまた同じ

外科医がどう振る舞うかによって、患者さんの命に関わる

真剣勝負。


















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by kenzaburou41 | 2018-04-06 22:39 | 講演録 | Comments(0)

第7回お茶ノ水SCクラブ

お茶の水扁平上皮癌の研究会、SCクラブの第7回学術集会が
本日ございまして

ケン三郎の前座に続いて

口腔病理の先生の扁平上皮癌、前癌状態の細かい話

食道には粘膜筋板があるけど、口腔癌や咽頭がんには筋板がない

だから何を持って浸潤とするかとかその辺の判別が難しいとか。

なるほど〜

食道はある意味、粘膜筋板があるので、そこが癌の防波堤になって
そこへ行き着いてから少し余裕があるのかも。

さらに、今年退官される、歯学部の補綴学の教授の特別講演がありまして

「ほてつ」

今の今までどんな学問だろうか、とその実態よく知らなかったのですが

38年間その学問を続けたきた教授の苦労の歴史

癌の手術や、事故、先天性疾患などで失った顔面の一部、手足の一部、などを
入れ歯などを使って、どうやって患者さんが日常生活に困らないように
生活していけるかっていうことを考える学問

手がけた症例は6000例にも及び

全国や世界から患者さんが押し寄せたという。

我々外科医は手術して切除して、癌を治すことに集中しますが

失った機能をできるだけ元に近い形にできるよう機器を作る

手術直後、そのあと傷が治る過程の急性期、治ってからしばらく、さらに一生、
その都度必要な機器が違うので、それに合わせて機器を準備するそうで。

顔面の一部を切らざるを得なくなった患者さんに
いかに希望に合わせて、補助するか、、

手術のあと発音、構語障害がある方に入れ歯を作り直して
電話の応対ができるようにした例だったり

芸大とコラボして、目やはなや口、本物そっくりに作り上げたり

これは、その場で患者さんに喜ばれる、わかりやすいお仕事。

一例一例きっと思い出があるだろうし

うまくいったのもあればいかなかったものもあるでしょう

試行錯誤の積み重ね

「これはお互いに意見を出し合って、手術前からシュミレーション
することで、患者さんに最良の治療ができるんです」

まさに医学部と歯学部の連携が生み出す偉業、、、

我もかくありたい。。。




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by kenzaburou41 | 2018-03-09 23:29 | 講演録 | Comments(0)

講演予定

ケン三郎の講演予定

4月北海道
6月東京
6月青森
6月宇都宮
7月東京
8月船橋
8月中国杭州?
9月東京
10月静岡
11月鹿児島
12月大阪

おお~っ、ほぼ毎月うまっとる~

東北には行ったことなかったのがついに念願の
弘前講演が6月に
全国に経鼻内視鏡の普及活動つづけるんでごわんど~

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by kenzaburou41 | 2018-02-10 14:04 | 講演録 | Comments(0)

食道癌治療の最前線

2月に入って、講演の依頼が次々と舞い込み

え〜、反響まだあるんだなと ちょっとびっくり

でもどうしてそう言う話が舞い込むかと言うと

決してたくさん論文を書いている訳でもなく

治療数が1番になった訳でもなく

学会発表したり、研究会に出たりと他の病院の、志を同じくした仲間だったり先輩だったり

そう言うつながりで。

「先生、一度話を聞いたけど、また今度、別なところで聞かせたいから
もう一回来て」

だったりが大事で。

若いもんには積極的にそう言うところに出て行って、
大物に質問したり、意見したり、そうじゃないと批判したり

いい意見があったら取り入れたり

そうして、磨かれていく

今年9月に頭頸部外科学会から

「先生、食道癌の最前線ってテーマで話せる?」

ってオファーが舞い込んで。

え〜っ、、もちろん、、、私でいいんでしょうか
でも断る理由ないでしょう

世の中にたくさん食道の専門家がいるけども

最前線

サイゼリアじゃないですよ

サイゼんせんですよ

外科と内科と放射線、抗がん剤

色々アップデートして調べなきゃいかん

こうして、勉強して、ブログがまたその記録になり

世の中の役に立てば

生きた証を残せるかの。

目の前の患者さんに学びつつ、また前に進みましょう












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by kenzaburou41 | 2018-02-09 22:16 | 講演録 | Comments(0)

第7回昌平坂Radiology

昨日は母校の放射線科の先生方から
ぜひ「下咽頭がん、食道癌の最新の内視鏡診断と治療について講演を」
ってことで

2015年から続くという「昌平坂Radiology」という研究会に参戦。

母校の構内の特別講堂で1時間お話ししてまいりました。

食道癌の造影検査では、大変ご高名な東海大学の放射線科 今井教授
とのダブル講演で

寒いなか、金曜日のくそ忙しい中、午後6時半からという設定にも
関わらず多くの方が駆けつけていただきました。

放射線科の先生方が「実際に臨床でどんな検査をしているのか?を知りたい」

っていうのがテーマだったので

まずは私の経験から

1995年に食道外科の大元である旧第一外科に入局

その頃の教授の話やら、研修医時代、同期が虫垂炎にかかって、その時
なぜか術前に拡大内視鏡検査を受けて、病状とは全然関係ない食道正常粘膜の拡大内視鏡画像が
撮られていたこと、その研究が食道癌の拡大内視鏡診断の礎となったこと、

今はNBI BLIのおかげで誰もが簡単に診断できるようになっていること

生体内で食道の表層の異常血管をそのばで観察し、深逹度診断に応用していること

食道造影も頑張って撮影してはいるものの、昔ほど熱心にはできていないこと

ESDが普及し安全性が高くなったので、今は術前診断はおろそかになり、
まずはESDで取ってみて考える的な学問が残念ながら広まっていること

下咽頭に関しては、食道の内視鏡診断がほぼ応用できること

頭頸部癌と食道癌が密接な関係があり、食道屋は同時に頭頸部の知識を持ち合わせなけばならないこと

下咽頭には死角があるので普通にただ口から内視鏡を漫然と挿入すると
見落としが必然的に起きること

最新の経鼻内視鏡を使えば、簡単に時間をかけて下咽頭の観察ができるので
メリットが大きいこと

バルサルバ法はもともと研修医の頃に上司が
下咽頭癌の造影検査の時に行っていたのを
覚えていて、それを内視鏡に導入したら、有効だったこと

当院では頭頸部外科と連携して治療にあたっており、ここ数年で治療件数が
爆発的に伸びたこと

治療成績は従来行われてきた放射線治療を大きく上回り、今後標準治療となるであろうこと。


という内容で1時間ちょっと。

欲を言えばもう少し時間が欲しかった、、、

しかしその次の今井教授の食道造影の写真がすごすぎて。

食道のEPがんでもきちんと撮影すれば、「ほら、ここにシミのような陰影があります」

おお〜〜〜っ

驚愕の画像が次々に出てきて

う〜今こんな写真撮れる先生一握りでしょう

後の懇親会で話を伺うと

「幕内教授が手術たくさんやるでしょう、一日に5件とか6件食道造影があって
それが週に3〜4日あるんですよ、それは大変でしたけどね」

「食道の手術検体を我々が撮影していましたから、そうですね夜中の2時まで働いたこともありますよ、
夜11時から病理と臨床と放射線科のディスカッションが始まったりで、、、今の若い人には
意味が分からない話でしょうね」

ヒョエ〜っ

うち、ぬるすぎ〜っ

やっぱりこれって情熱大陸ものでしょう。

どうしてそんなに綺麗な写真撮れるんですか?

「いやあ、まあ好きなんですよね、ははは、、」

と笑顔でお答えになり、  

素敵な1日となりました。


世話人の先生には、「世界でトップレベルの仕事だよ」とお褒めいただき

少し母校に貢献できたかなと。

有難や〜


















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by kenzaburou41 | 2018-02-03 10:23 | 講演録 | Comments(0)

第2回川崎市レーザー内視鏡セミナー

1月27日(土曜)、あさって 18時30~20時30分まで

川崎駅ちかくの

ミューザ川崎シンフォニーホール 4F 研修室

にて「第2回川崎市レーザー内視鏡セミナー」が開かれます。


ケン三郎も「経鼻内視鏡を用いた咽頭・食道のスクリーニング」

にて19時20分くらいから登壇予定です。

お近くの先生、よろしければぜひお越しください~


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by kenzaburou41 | 2018-01-26 00:40 | 講演録 | Comments(1)

12月14日静岡講演

12月14日(木曜)沼津にてケン三郎の講演がございます。

沼津のプラザヴェルデ4階の401会議室で19時40〜20時50分まで
「咽頭食道におけるBLI/LCIの有用性」
ってことで伺います。

12月14日といえばドクターX 外科医 大門未知子の最終回の日
でございます

前回、内神田景信(草刈正雄)がステージ4aの食道癌が見つかってしまいました。

「ストレートの濃い酒を好む中高年男性」

まさに内神田先生がそれに当たります

うかい亭の美味しいお肉まで残してしまうというあらすじ

肉が通りにくい、つかえる

これも食道癌の予兆でございます。


もし身の回りにそういうかたがいたら「ぜひ、内視鏡検診を」

というテーマでお話しします。




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by kenzaburou41 | 2017-12-10 21:09 | 講演録 | Comments(0)

第92回 内視鏡学会関東支部会

今日は内視鏡学会の関東支部会で

上部消化管、画像強調内視鏡、拡大内視鏡の役割と将来展望

ってことでお話して参りました。

いつもの経鼻でよく咽頭が見えるって話と

経鼻と拡大、深達度診断能はそんなにかわんない

拡大やってよかった、という症例と

拡大やったらあれ、迷うぞという症例があり

その意味を考えるのが臨床医としてはあるべき姿だけども

患者にそれが恩恵があるかどうか

「拡大内視鏡で診ていると、
もしかしたら転移が心配かもしれません」

「後日手術や放射線を勧めるかも知れません」

といって内視鏡治療するのと

「いやいやこれなら早期で充分治りますよ」といって
内視鏡治療するのでは若干患者さんの受け取り方が異なります。


ちょっとあぶない印象です、やっぱり危なかった、内視鏡だけでは
治らない可能性がたかいでしょう

とその後の方針にも関わるので

やっぱり拡大内視鏡はあったほうがいい

でもあくまで参考所見で、どうそれを使うかは
臨床医の腕にかかっています。


ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2017-12-10 17:10 | 講演録 | Comments(0)

第17回明石消化器懇話会

来週木曜日は、兵庫県明石市にお邪魔して
経鼻内視鏡の宣伝、普及活動ですわ

ケン三郎の出陣は19時から

場所か明石市医師会館3階多目的ホール

兵庫県立がんセンターの山本先生のミニレクチャー
プラス

ケン三郎の講演

ぜひ関西地区の先生方や経鼻内視鏡のことを知りたいという
看護師さんにも技師さんにも来ていただきたいんですわ

フジの経鼻、オリンパスの経鼻どっちも切磋琢磨して

細くていいカメラができれば患者さんにもメリット大きいんですわ

来週木曜日は明石市医師会館へ〜

会場でお会いしましょう





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by kenzaburou41 | 2017-11-07 22:34 | 講演録 | Comments(0)