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カテゴリ:手術後のアフターケア( 57 )

とろみ自動調理器

 とろみ自動調理器なる、自動販売機があるらしく 嚥下困難になやむご高齢のかた向け

のかゆいところに手が届く製品。



    勝負は細部に宿るなあ

■製品の特長
「とろみ付き飲料専用サーバー」は、医療・介護施設の作業負担軽減、ならびにとろみ付き飲料の品質の安定化を目的に開発された製品で、一度で最大2リットルの調理が可能です。中身原料についてはニュートリー株式会社の技術協力を受け、専用のとろみ材を使用しています。とろみをつけるための撹拌作業(とろみ調整)を自動化することで、安定した物性(テクスチャー)の飲料を提供できます。とろみは、嚥下機能に応じて、薄いとろみ、中間のとろみ、濃いとろみの三段階から選べ、最大8パターンのとろみ付き飲料をワンボタンで提供することができます。

 ■開発の背景
とろみ付き飲料は、飲み込みが難しい方の誤嚥を予防する目的で、医療機関や介護保険施設をはじめ、サービス付き高齢者向け住宅や有料老人ホーム等で提供されています。通常各施設では、飲料にとろみ材を加えスプーン等で撹拌し、とろみの程度を調整する調理を手作業で行っています。短時間で一度に大量のとろみ付き飲料を作らなければならず、職員の負担が大きい現状です。あいち福祉用具開発ネットワークが行った調査では、日常業務における課題として、食事の準備・介助・片付けに負担を感じている施設が多いことが判明しています。
アペックスでは、慢性的な人手不足が深刻化している医療・介護施設での作業負担を軽減するため、とろみ作りに人的労力を必要としない本サーバーの開発に至りました。本開発を通して、医療・介護現場への新しいリソースの提供を狙い、新しいビジネスモデルの構築を目指すとともに、加齢や脳血管疾患等により低下する嚥下機能に配慮し、誤嚥リスクを軽減するためのサービスを提供。誰でもどこでも何歳になっても、「最高の一杯、最高のひととき」を楽しむ一助となるよう取り組んでまいります。


ぽちっとな


by kenzaburou41 | 2019-10-11 18:16 | 手術後のアフターケア | Comments(0)

ゴルフに例える

食道の手術

大変な手術

だとおもいます。

食事量は減るし

胃袋は貯める力がなくなり

細い管になる

高齢者はそれにくわえて嚥下機能ももともとおちてるし

反回神経麻痺もでてしまうと
むせ易く

せっかく手術うけて悪い所とったのになかなか術後の嚥下が上手く進まない

こんなことなら手術うけなきゃよかった

そういっても手術受ける前に戻ることはできませんので

練習あるのみ

肺炎になったから絶食、抗生剤、点滴

標準的ですが

食べる練習をしない事には、一生その機会を失いかねません

ゴルフでいいますと

毎回ナイスショット、フェアウエーどまんなか

ショートするくらいなら3パットでもいいからと強めにねじこんだ

そんな必要はございません

1番になる必要はありません

あの人は私より遅く手術したのに、早く退院した

焦る事はございません、自分のペースで練習あるのみ

人は人。自分は自分。

マイペースで、練習してコツをつかみましょう

100回打ってもいいんです

打たなきゃ前に進みません

食べるのをやめたらそこで試合終了だよ


あせらずゆっくりと。

























by kenzaburou41 | 2019-08-15 22:27 | 手術後のアフターケア | Comments(0)

息をすること、痰をだすこと

食道の手術が大変、という方がおりますが

もちろん最初の1週間は大変です。

しかし放射線治療もそれなりに大変な治療で
いったん消えてもまたぶりかえすこともよくありますし

ああ、それなら最初から手術にしとけば、、
という後悔。

後悔するなら先にえいやと手術を決めて癌を倒しにかかる

大事なのはいろいろ合併症の話をきいて
あれもおきるんじゃ、これもおきるんじゃ、、おれしんじゃうの?

と不安になるより

術後は大きく息をすって、はいての深呼吸
そして痰をだすこと

かつ術前しっかり禁煙をまもること。

守れない人は手術うけないほうがいいでしょう、

頑張ろう!


by kenzaburou41 | 2019-06-19 13:36 | 手術後のアフターケア | Comments(0)

誤嚥性肺炎を繰り返す方へ

食道癌手術して10年、15年、20年

だんだんと老化がすすみ、70代後半~80代前半

普通に生きてても、「肺炎」は直接死因となる病気であり
癌を克服したかたが、命を落とす要因のなかではナンバーワン。

「病院にかかっていたのになんで・・」

いえいえ肺炎は立派な病気でございます、病院に通院していたから
治るものでもございません。


気管食道学会でこのたび、めでたく賞をとったのが
下記の抄録

「誤嚥性肺炎に予防に黒コショウを」
という内容。

誤嚥予防にはさまざまなものが報告されているが,療養型病床群においてはそれらの対策が十分に行えないのが現状である。われわれは誤嚥予防として黒胡椒に注目した。黒胡椒は咽頭へのサブスタンスPの放出を増加させることにより嚥下反射を改善して誤嚥を予防することが報告されている。今回,黒胡椒そのものを使用して誤嚥リスクを減らし抗菌薬使用および誤嚥性肺炎発症率を低下させられるか検討した。【対象】当院療養型病床群に入院している患者35名のうち32名。【方法】患者を2群に分け,60日ごとに黒胡椒使用群と非使用群を交換して両群に黒胡椒を使用し,120日間での発熱,抗菌薬使用を比較することにより誤嚥性肺炎の発生率を比較した。【結果】期間中に37.5℃以上の発熱を認めた症例は28例で,2日以上の発熱と誤嚥性肺炎を認め抗菌薬を使用した症例は11例であった。黒胡椒を使用した群は発熱例11例で,抗菌薬使用例は2例であり,有意に抗菌薬の使用頻度および日数を抑制した。【結語】黒胡椒は安価かつ容易に療養型病床群での抗菌薬使用を減少させた。


ベッドサイドに黒コショウ10g程度をガーゼにくるんで、
置いとくだけ

熱が出ても、抗生剤を沢山使わずに軽症ですむそうで。

市販されている製剤を貼るよりは安価でだれでもできる「おばあちゃんの知恵」的な内容で。

療養病棟に「黒コショウを」

食道癌の術後にもつかってみたいところです。





by kenzaburou41 | 2019-02-27 20:53 | 手術後のアフターケア | Comments(0)

術後に食べるとまずいもの・・・

お便り有難うございます。

術後に食べるとよくないもの。

主食(炭水化物)を控えてまずは吸収のゆっくりしたたんぱく質、脂肪分を多めに
おかずを中心に

きのこ、わかめ、しめじ 等の消化の悪い物はさける

麺類はつるつると入るのでまずは難易度高い

熱い物、辛いものは食道炎を悪化させるのであまり良くない

夜食は厳禁

間食にちいさなおにぎり、おせんべい、スナック菓子を食べる

一杯一度に食べない(一回の量は半分くらいに抑える)

でしょうか

吻合部の大きさはだいたい15~20mmくらいに落ち着くと
おもいますので、お肉や刺身をよくかまないで塊を放り込むと
吻合部につまります、食事が下に落ちないときは冷や汗をかくと言います。

食べる前に小さくきざんで出すのがいいでしょう

しかし患者さん本人の実体験に基づくのが良いと思います

手術前と手術後、からだの作りがかわり、
食に関しても好物だったのがだめになったり
だめだったのが好物になったり。

人間よくできたもので、実際は学習していきます

「神様は乗り越えられない試練をあたえない」
といいます

すべてを全員が乗り越えられるわけではありませんが
前向きにがんばりましょう





by kenzaburou41 | 2019-02-17 15:32 | 手術後のアフターケア | Comments(0)

胃癌を見落とさないために

術後にきをつけること、ということで
「食道癌術後の患者さんの定期検査の内視鏡をどうするか」

の依頼原稿が参りまして。

いつもの咽喉頭観察は普段通りにかきますが

食道癌手術では「亜全摘」といって一部の食道がのこって、胃をつりあげて
その残った食道と胃をつなぐのが一般的です。

よって残った食道、胃にも新しく癌ができる場合がございます。

若くして食道癌になって、ピロリ菌も住んでる、というかたは
胃癌があとからできることもありますので

内視鏡検査は必須。

しかし術後の胃には結構前の晩にたべていた食事がのこっていて
検査の時によく見えないこともしばしばございます。

せっかく検査をうけるのに「見えませんでした」ではもったいないですから

お腹を空っぽにして内視鏡検査に望みましょう。

前日の夜から食事はスープのみ、昼も消化のいいものをとって
翌日の内視鏡に望みましょう

検査は経鼻内視鏡で咽喉頭をよく見てもらうのが
だいぶ世間に浸透して参りまして、

もしまだやったことがない、という患者さんは
主治医の先生に聞いてみましょう

もしかしたらやってくれるかもしれません





by kenzaburou41 | 2019-02-14 20:08 | 手術後のアフターケア | Comments(0)

アップリード

口から食事が十分にとれない
っていう食道がん患者さん

を栄養面でサポートするってのは大事なことで

なにせ胃が半分くらいに大きさになって
長く引き伸ばされているので一回に食べられる量が
減り食べても食べても太らない

あるいは再発して抗がん剤や放射線を受けなきゃいけない

まだ術後十分に回復しているといえないのに
さらに身を削って
強大な敵と戦わないといけない

いろんなメーカーが医療サポート事業に熱心で

このほどTERUMOから
超高濃度栄養食、「アップリード」が発売

1mlあたり4キロカロリー

100mlで400キロカロリー

ウイダーインゼリーのようなチアーパックに入って
スプーン2杯分で120キロカロリー

どろっととろみもついてて
誤嚥しやすい高齢者や、食道癌術後の患者さんの
栄養サポートに

いいんでないか

脂質49%
炭水化物37%
タンパク質14%

1日2パックまで推奨、3パックはとりすぎですから止めてください

いろんな製品がでてて

普通に好きなものをうまくたくさん食べれるのが一番だけども

このアップリード
リンゴ味とソーダ味の2種類

おためしあれ









by kenzaburou41 | 2018-08-07 18:40 | 手術後のアフターケア | Comments(0)

優先順位

食道癌の術後ですが

「手術直後、もしくは1週間後にに内視鏡で吻合部を観察する」

のは一般的ではなく、多くの施設は術後透視(造影剤を飲んで)
で縫合不全の有無を確認する、のが一般的です。

内視鏡で圧がかかると、せっかく、くっついてる縫合部分が
ほつれて縫合不全が生じる可能性を心配する、のが最大の理由です。

実際やってみるとそんな心配はそうありませんが。。

ではどのタイミングで内視鏡をやるか?ですが

「食事がつかえてたべものがとおりにくい」
と訴えた時、術後2-3か月後に吻合部狭窄の拡張のため

それがなければ、癌の再発がなくて、お元気で
そろそろ術後1年たちますし、

のどの癌や、胃癌ができてないかを一応しらべときましょうか
ってことで術後1年目にやる、

という事が多いです。

しかし、その1年の間に再発した、
抗がん剤治療をしている、放射線をあてている
となると

「再発した病気」もしくは「再発を危惧する病状」
への治療が優先されますので

気が付いたら内視鏡を全然やってない

ってこともありうる話です。

とくにステージⅣに近い状態で手術を受けた方は
高率に再発が予想されますので

むしろCTやPETでどこか転移がおきないか?
を調べるのが主体になります。

あくまで内視鏡は「食道癌が再発なくおちついていて、
その後の起きるかもしれない重複癌の検査」
ですので、優先順位は低くなります。

とはいえ、

元々切除不能で、バイパス、ケモ、ケモラジ、でうまくいってて
1年もたないだろうな、とおもってたら3年元気にされてて

あれそういえば内視鏡やってなかったな

って方に下咽頭癌が進行して見つかる

ことをつい先日経験したので

1年も術後内視鏡をやってないかたは

「内視鏡はやらなくていいでしょうか?」

とお伺いをたてるのもよいとおもいます。






by kenzaburou41 | 2018-04-30 15:31 | 手術後のアフターケア | Comments(0)

術後透視

「食道がんの術後1日目、内視鏡やってます」

声帯が動くか、吻合部の具合、胃管の色調、蒼白やうっ血はないか、血流は問題ないか

問題がなければ3日目から氷なめを開始

8日目にまた内視鏡で縫合不全の有無を確認

というように、主に内視鏡の所見を参考にして術後の具合を見て行きますが

そうなったのも約10年前

それまでは造影剤を飲んでもらって、縫合不全はないか、流れはどうか
などをやってました。

今でもそういう施設は少なくないと思います。

患者さんに、術後食べるとどうしてもみぞおちあたりがキュッと痛くなる
どういう状態が知りたいんでどうしてもバリウムで流れを見たい、

って言われて

ああ、そういえばしばらくバリウムで術後の画像見てないわなあ

10年前は皆こうやってたっけな

と思いながらバリウムやって見た。

そうっとバリウムが胃の前庭部にキューっと溜まって
そこが大きく拡張する

もともと胃があれば大きく広がるのだろうけど

細くなった胃はそこまで広がらない

ああそうだなあ、こうやって目で見ると確かに胃が小さくなって
大食いや早食いすると体調がすぐ悪くなるってのが
わかるなあ、、、

と実感。

ダンピングを繰り返す方には、どうしてそうなってるのかを
見せて、実感してもらうのがいいのか、
と納得しまして。

まだまだ患者さんへの「痒いところに手が届く」サポート
は足りんのじゃ。


















by kenzaburou41 | 2018-03-31 07:43 | 手術後のアフターケア | Comments(1)

ダンピング症候群

胃切除後の血糖値の推移

食べ物を貯める能力がへる

一度に大量の糖が小腸に流入

急激な糖吸収が生じ、急激な血糖上昇をきたす。(早期ダンピング)
高張な内容物の小腸流入により高張性脱水
急激な小腸拡張による血管運動神経反射
腸管刺激に張消化管ホルモンの過剰分泌
腸管粘膜の血流増加と脳血流低下
などが食後20分以内に生じる。

これに対しインクレチンと言われるGLP-1(小腸L細胞より),GIP(小腸、十二指腸K細胞)
などの消化管ホルモンが
分泌、インスリンが大量に出てグルカゴンが分泌抑制

そのおかげで今度は2−3時間たってから急激な血糖の低下をきたす。(晩期ダンピング)

RY再建の方がB1再建よりもダンピングが少ない

胃切後の高血糖を鋭敏に反映する指標は1, 5AGで2−3日前の高血糖を示唆する。






by kenzaburou41 | 2018-03-24 21:33 | 手術後のアフターケア | Comments(0)