人気ブログランキング |

カテゴリ:先輩からのアドバイス( 7 )

圧倒的に一番

食道班の新年会、今年も30人の仲間があつまり、会がひらかれました。

食道外科医はチーム力

今までの伝統 新しい挑戦

若い世代が活躍してて

ケン三郎もそろそろこの業界から足を洗うことになるかも・・

辞めようっかな、、

と不安の中を参加しまして

昔話をOBの先生から伺い。

今じゃ考えられないくらい、ゆる~く、破天荒な外科医がいっぱいいて

不倫した俳優じゃないけど、それはもう、言葉に表せないことがたっくさんあって

「でも当時は、まちがいなく日本で一番の食道癌専門施設だったよ」とOB

今はがん専門の病院がたくさんあるから、症例を集めるのは苦労する
かもしれないけど

一人二人抜けたって、そう急にレベルが落ちるわけじゃない

ずーっと年寄りが長く病院にいることは決していいことでもないんだ

若手にはチャンスだからね

心配しないで、やることきっちりやってれば
みんな見てくれているから。大丈夫だ。

な~んていってもらって。

ああ~泣けるっ。

この大学で食道癌診療に携わってよかった~

あとは患者さんからも十分な信頼を勝ち得る事。

がんばらにゃ~




by kenzaburou41 | 2020-01-27 23:49 | 先輩からのアドバイス | Comments(0)

50年前の手術

今回の消化器外科学会

一番の収穫は、50年前の中山恒明先生の達人の手術を
動画で拝見したこと

で。

今はカメラで見ながら道具を使って切る手術が普及しつつあるけど

昔は食道癌の手術は命がけ

2人に1人は生きて帰れなかったと言われるくらい難しい手術だったのを

中山先生の登場により、大きく治療成績が改善され

それを日本のみならず、世界へと広めた

という功績

手術もさることながら、どうやって食道癌を診断するのか、の
内視鏡検査にも力を注いでいたというし

さらには 50年前

頸部食道癌の手術は
「ここにあるとがんが気管に浸潤している可能性もあり
声も一緒に取るのが標準的な治療です」
と喉頭もとってしまうのですが

そこに代用するのはS状結腸もしくは空腸です

となんとS状結腸を遊離して

血管吻合機なる、特殊な器械を作って動脈と動脈、静脈と静脈を繋ぐ、
という、当時としてはきっと画期的な治療法、手術法を編み出されて

食道外科医なら「おお、、これは」と思わず
映画の前に立ち止まってしまう風景。

城山ホテルの広〜い朝食会場を
消化器外科学会の会員の休憩室にあて

しかもそこにも中山先生の昔の手術風景が流れる

カメラの手術が今や王道になりつつありますが

過去を振り返って我々は進歩しているか

努力しているか

を問われているような気がしまして。

無料で振る舞われる「しろくま」アイスを
ほうばりながら

いや〜この動画を見られただけでも
大きいっ、でかい、

これが50年前の手術??

すげえ

感激しながら学会3日間を過ごしました〜

ありがたやあ〜







by kenzaburou41 | 2018-07-16 15:37 | 先輩からのアドバイス | Comments(0)

後藤田先生の講演

今日は内視鏡学会、サテライトで師匠の講演

いつもながらの綺麗な写真と淀みない語りで
「食道を愛してください」のお言葉にありがたや〜

それに続いて
胃のESDの重鎮、後藤田先生のご講演。

胃がんESD前の心得

まず、「準備を大切に」

高周波装置の設定、術前の病変の範囲、深逹度予測、
ESDしていい病変か、患者さんの背景、家族はどういう家族か
どういう思いで内視鏡治療を受けるか

を入念に

そしていよいよ治療
「マーキングは適切か」癌の範囲、怪しいところ、ここはセーフなところ
その見極めを
実際のESDもどこが問題かを常に念頭に置き、苦労したところは
どうしたらうまくいくのか、問題意識を持つ。
「誰も助けに来ない」環境でナイフを持てるか。

そして反省会、自分の問題点がどこだったかを見極め
次に生かす、フィードバックなくして進化なし

内視鏡診断と病理の対比、常にどこが診断の問題だったかを
一例一例積み上げて自分なりの診断学を構築していく

逆風こそ進歩する

みやぞんの名言「自分の機嫌は自分でとる」

数々の弟子を見てきた匠の先生が言うので
わずか20分の講演ながらも
ひじょ〜に重みがありました。

AIが進化すると言っても最後は人間。

我もかくありたい









by kenzaburou41 | 2018-05-11 23:21 | 先輩からのアドバイス | Comments(0)

胃温存回結腸再建

今日は女子医大にいって、宇田川先生のご講演を拝聴。

胃管であげて全然問題ないのに、なんでそんなしちめんどくさい手術を

と思いきや。

話を伺うと、メリットデメリットいろいろ

体重減少はそれほど胃管再建とかわらないけど

残食道の食道炎がほとんどない、というのがうりの一つ。

毎週のように食道の手術があって

なにか一つでも患者さんにいいことをしたい、
すこしでもQOLを良くしたいと考える

やっぱり外科医こうでなくては、、

と感心して帰って来ました。

でも、自分でやるか、というと
多くの食道外科医は胃管再建ですらうまくいくか心配で
まだ勉強途中なのに、その次のステップに進めるかというと
なかなか厳しくて。

いずれはそういう方向に進むのだろうけれども

患者さんの後押しがあれば
きっと外科医はこころ強く道を拓ける

信頼関係ですわ















by kenzaburou41 | 2017-03-24 23:18 | 先輩からのアドバイス | Comments(0)

プロヴォックス

病気療養中だった酒田市の本間正巳市長が25日、半年ぶりに公務に復帰した。声帯を取り除いたため、人工喉頭【こうとう】と呼ばれる機械で声を出し、公務を行うことになった。本間市長は午後1時半、職員らが出迎えるなか、半年ぶりに酒田市役所に登庁した。本間市長はのどにできた悪性の腫瘍のためことし5月に入院し、声帯を取り除く手術を受け、療養を続けていた。本間市長は登庁後に市議会の全員協議会に臨み、復帰のあいさつをした。本間市長は「多分、全国でただ一人声の無い市長だと思う。だから、皆さんにとってはこの市長でいいのかという自問自答があると思う。やれるなら一緒に頑張っていきたいと思うのでよろしくお願いしたいと思う」と述べた。本間市長は人工喉頭と呼ばれる器具を喉元にあてて、声を出している。引き続き開かれた記者会見で今後の市長としての活動に意欲を示した。本間市長は「山形新幹線(延伸)をはじめ、いろいろなプロジェクトを言ってはみたけれど、何もやってはいないじゃないかというのがある。私がとにかく、やれるところまでやろう」と述べた。また、自分と同じような体の症状がある人が「私の姿を見て勇気づけられれば望外の喜びだ」とも述べた。当面は時間を限定しながらの公務となる見通しで、市は今後、議場の音響設備に調整が必要かなどを調べ、対応することにしている。


人工喉頭??

市長だからかなり大変だとおもいますが

プロヴォックスをつかうのは
主流ではないんでしょうか?

ぽちっとな
by kenzaburou41 | 2014-11-26 00:42 | 先輩からのアドバイス | Comments(0)

むかしむかし

こないだ鹿児島で講演したときに
そのあとの講師を囲む会で

うちの親父と同級生という内科の
先生にお話を伺う機会があって。

その先生は、東京で,食道癌の診断方法を
学ぶ機会があったそうで

なんと、ケン三郎が入局したときの
先代の教授についていたという。

「昔はね、食道癌の診断が極めて
難しかった時代でね、なんとか早期に
見つけようとのぞきの胃カメラで
やってた時代があるんだよ」

「え、、僕その教授の最後の頃の
入局ですよ」

「鹿児島から東京に出て、勉強
したんだけど、その時胃カメラで
10も20も生検をとるからもう
内視鏡終わった後は血だらけで
もうびっくりしたんだよ、
大丈夫だろうかって。そんな時代も
あったんだけど、今日の講演を聞くと
大きく時代が変わったんだなと実感したよ」

はあ、、、、20個ですか、、

「その頃は食道癌の患者さんといえば
手術も大変だったし、、、予後も悪かった
からなんとか早く見つけたいっていう
一心だったんだろうねえ」


今や全国津々浦々で食道癌の診断、手術
ESDがおこなわれ。

時代も大きく変わってます

先人のご苦労があってこそ
今があるわけで

温故知新。大事っす

ぽちっとな
by kenzaburou41 | 2014-03-15 22:22 | 先輩からのアドバイス | Comments(0)

仕事復帰にむけて

〜先輩からのアドバイス〜

お便りありがとうございます。


「最近 術後の食事についてのコメントが多いようなので 
参考になればと・・・ダンナ術後3年目に突入しました。
初期のころは ご飯は 柔らかめのご飯でした。
(仕事復帰後は 朝時間がかけられないので 朝は おかゆ)
ひき肉は ほぐれやすいので ハンバーグとかは 平気でした。
あと とろみをよくつけてました。麺類は 
半分に折ってゆでてました。
ダメだったのは 牛肉、かじき、ナス、
玉ねぎ、菜っ葉系。
刺身は 大丈夫でした(タコ、イカは避ける)
貝類のひもも ダメでしたね。
シチューや ポタージュ風に野菜や肉、
ハム類をつぶしてスープとかもよく作りました。
職場復帰後は お昼に おにぎりを 
ぎゅっと握らずに作ったものを 
もって行ってました。
中身は 鮭ほぐし、そぼろなどの タンパク質系、
混ぜ込むのは野菜系のふりかけって感じです。
職場には 飴、カロリーメイト、
エネルギーインは必ずもって行ってました。
(今でも飴はもって行ってます)
今は飲んでませんが 
病院から紹介してもらった
ブリックタイプの流動食を飲んでました。
今では 普通に食事してます。
(餅、タコはこわくて食べさせてませんが)」

との事です。

ありがたやっつ。

ぽちっとな
by kenzaburou41 | 2012-08-22 07:29 | 先輩からのアドバイス | Comments(4)