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カテゴリ:早期食道癌診断勉強会( 40 )

326回早期食道癌診断勉強会

今日は326回早期食道癌診断勉強会

ケン三郎ともう一施設からの症例提示

1例目

発赤陥凹の中心に2こぶ大の褪色調のSMT様隆起
厚みがあって、ⅡcのなかにⅠ型の隆起

平滑筋腫? Basaloid? SCCでもこういうの在るんじゃね?

拡大は隆起部でB3がでててまあ深達度はSM2でしょうねえ

周りのⅡcはB1で、さあこの黄色い隆起何?

表層は非腫瘍で周りから腫瘍を栄養する太い血管と
枝分かれした血管にラーメンみたいな血管

まあB1はないわけですしがっつり塊がありますし
扁平上皮癌+隆起部分はBasaloidでしょうか

SM2ですよ、きっと

手術をすすめましたけど患者さん、内視鏡治療で治るかも
っていわれたらそら内視鏡治療受けますわね

ああやっぱりSM癌で脈管侵襲も陽性でございました。

筋板ががんばってると、測り方でSM1かSM2か
意見分かれます

もう表面から厚みを測ってもいいんじゃない?

筋板が耐え忍んですごい厚みがあってもMMだったり

深達度診断を難解にしている一因かもしれません。

最後はバーチャルスライドで病理のスライド見せてもらいましたが
プレパラート持って行くよりはるかに楽で、その場で筋板からの
距離も測れますし、大事な所見に○つけたりもできて
画期的。

結局Basaloidではなく低分化SCCでございました。

範囲診断、深達度診断、組織型診断、、

いろんな御意見もありまして、大変勉強になりました~

次の症例はケン三郎が持参しまして。。。



by kenzaburou41 | 2019-11-09 18:54 | 早期食道癌診断勉強会 | Comments(0)

早期食道癌診断勉強会

今日は早期食道癌診断勉強会でございます。

場所は東京医科歯科大学 B5階の症例検討室でございます。

JRは御茶ノ水駅

今は大分工事が進みまして、エレベーター、エスカレーターがついております。

あの階段がきつい、あの階段が登れなくなったから病院にいけなくなった


言われ続けたあの階段がいまはエスカレーター、エレベーターあり
でございます。

地方から東京駅について
JR中央線で2駅
もしくは丸の内線で3駅

「交通の便がいい大学病院」としてナンバーワン

知名度はそれほど高くはございませんが。

食道癌の診療はすばらしい!
と噂になっております。

本日15時~18時まで開かれますので

若手の先生方、是非ご参加ください。











by kenzaburou41 | 2019-05-18 06:51 | 早期食道癌診断勉強会 | Comments(0)

321回早期食道癌診断勉強会

明日は321回早期食道癌診断勉強会でございます。

15~18時

日本橋 アステラス製薬本社 4階で開催です。

ケン三郎は大阪に出張でおりませんが

若手の先生方

東京でこってり,食道の診断学に浸かってみませんか?


by kenzaburou41 | 2019-04-12 12:34 | 早期食道癌診断勉強会 | Comments(0)

勉強会存続の危機

昨今、医師と製薬会社との関係性を透明に保つ必要性から
薬屋さんが以前から支援をいただいていた勉強会、研究会に
「来年からは協力できません」

と言われることが多々ございまして。

研究会の会場をかりる
顕微鏡のレンタル費
2面の投影スクリーン
いろいろ

細かい設営のお手伝いまでやっていただいてた
のが、「勉強会、研究会は医者だけでやってね」
という環境になりつつあり

もちろんそうした「お手伝い」を生業にする
プロのかたもおりますが

プロにたのめば、何せお金がかかります。

学会サービス並みの準備、設営、運営を
医師がやる時代に突入しております。

いや、さすがに先生それは先生がやらなくても・・

と経済的負担を協力して下さる企業があるとこれは
大変有り難く。

南海がダイエーになりダイエーがソフトバンクになったように

支援企業を探す・・・

「先生のブログよくみてますよ」という企業の方に
支援をいただけるかを聞いてみる・・・

え、困ってるの、知ってるんですか?

見てんだったらちょっと協力してもらえません??

いやあ、、戦力外通告を受けて、トライアルを
うけるプロ野球選手の気分。。。


やる気のある先生が、
ボランティアでいろいろとやらなくては
勉強の場をいままでどおり提供できなくなりつつあり

どげんかせんといかん~









by kenzaburou41 | 2019-03-17 08:37 | 早期食道癌診断勉強会 | Comments(0)

320回早期食道癌診断勉強会のお知らせ

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by kenzaburou41 | 2019-02-20 19:02 | 早期食道癌診断勉強会 | Comments(0)

319回早期食道癌診断勉強会

今週土曜日 2月9日 15時~18時
第319回早期食道癌診断勉強会が

アステラス製薬本社ビル4階
(中央区日本橋本町2-5-1)
にて開催されます。

がん研有明の由雄先生、川崎市立井田病院の大森先生が
司会でございます。

ケン三郎は福岡に出張でございますので
参加できませんが

若者の皆さん、ご参加ください


by kenzaburou41 | 2019-02-04 16:58 | 早期食道癌診断勉強会 | Comments(0)

早期食道癌診断勉強会 特別講演

今日の早期食道癌勉強会は
最終月ということもあって、東海大学の今井裕教授をお迎えしての特別講演

食道癌の食道造影検査っていう、むか~しからやられてきたバリウムをつかった
食道表在癌の精密診断のお話しでございました。

元々ケン三郎が2月にとある診断の勉強会でご一緒し
その内容のすばらしさに感銘をうけ

これは是非勉強会に参加している先生方にも是非、とおもって
年末の講演におこしいただこうということで始まったプロジェクトでございまして

仕事の合間を縫って講演を拝聴いたしました。

レントゲンの撮影

昔は背骨をずらして撮影していたけど
今は撮影装置のお陰で病変の正面像、側面像を正確にとらえることができ

なかなか0-Ⅱbや0-Ⅱcの浅いものは撮影が難しいのですが
今井教授いわく、
「しょうゆのしみ」のような淡い陰影斑
をとらえることで、ほぼ100%食道表在癌をレントゲンで撮影することが
可能という

深達度が深くなれば、顆粒や結節、細かい粒が大きな粒になり不整になり

正面像、側面像から深達度を推測する

伸展不良、硬化像

バリウムと空気で二重造影になった
美しい画像が病変の性格を捉え、その写真が物語る、病気の進み具合。

拡大内視鏡やNBIが持てはやされる時代ではありますが、
最初から手術を勧める症例にはケン三郎の施設でも、必ず造影検査を行っています。

デジタル画像で写真をとるときは
骨が白く映るネガと
骨が黒く映るボジ画像の2つがあり

表在癌を映し出す時には骨が黒くなる「ホネグロポジ」が見やすいのだそう。

バレット食道癌の造影は
頭をさげて、ねかせたあと、胃から造影剤が逆流してくるところをすこし
体を起こしながら捉えて写真をとるのがいいのだそう(おばあちゃんの知恵袋のようなもの)

バレット粘膜は、扁平上皮と違い、網の目の像がでてまいります

さて、食道癌には扁平上皮癌だけでなく、
腺扁平上皮癌、腺様嚢胞癌、類基底細胞癌、神経内分泌細胞癌、癌肉腫、など特殊型の食道癌も
ございます。

これを造影検査の画像で一遍にみることはそうございません。

「かなり数が少ない」+「きちんと食道造影検査を取って記録している」必要があり
長年にわたる、症例のつみかさね、まさに「東海大ならでは」の画像集

「腺様嚢胞癌はうちでも2例しかありません」
貴重すぎます、つるっとした円形隆起で中心に浅いバリウムの貯まり Delleがあります
こういう写真なんだなあ

「バザロイド」
ちいさくて、たちあがりはなだらかで、ごつごつとした塊状のものが表面を形成

「小細胞癌」
たちあがり急峻、辺縁はつるっつ、真ん中に陥凹

「癌肉腫」と「メラノーマ」は内腔に発育する形状をとります。

メラノーマ:亜有茎性の隆起
癌肉腫 :ヘッドのでかい0-1p


と次々に写真がでてきて、、、一気に勉強。

CTでの大動脈浸潤の有無の話に

最後はAIの話。

放射線科でももちろん、これを取り組む試みがスタートしているとのことで

CTとかMRI、病理とか、人間がよむと時間がかかるけどもAIならあっというま。

AI:回答が単純、客観的、つかれない、時にとんでもないまちがいをする、思考回路を解説できない
人間:回答が複雑、主観的、つかれる、ヒューマンエラーがある、思考回路を解説できる

という違いがあり

おそらく、医師の寿命を延ばすことができるだろう

しかし、それだけにたよるわけにもいかないので

人間は人間で、経験をつみ、なぜそうなのかを考える、あるいはほかの言葉で置き換える、などして
修練は必要

重みのあるお言葉を頂いて
大変勉強になりました。

若い先生も是非また来年、早期食道癌診断勉強会へお越しください。





by kenzaburou41 | 2018-12-24 15:39 | 早期食道癌診断勉強会 | Comments(0)

317回早期食道癌診断勉強会

今日は317回の早期食道癌診断勉強会。

司会はケン三郎とその師匠。

もって行ったのは陥凹型のSM癌。

10mmと小ぶりなのですが、しっかりとした陥凹局面があって
凹凸があって

拡大で中央にB3血管、血管密度も疎で大部分がB2=SM2

まあ皆さん間違わずに診断しまして

病理、表層に低分化SCCへの分化があり、深部はN/C比の大きい、類基底細胞癌、バザロイド

典型例は0-Ⅰが多いのだけれど、今日のは0-Ⅲというか、辺縁隆起を伴う陥凹0-Ⅱc+0-Ⅱa

食道癌の0.8%くらいというのでとっても珍しいけどこういう病気もある。

もう一例は
中咽頭癌の治療前のスクリーニングで見つかった頸部食道癌で

中咽頭癌の治療後に内視鏡やったら、食道がえっ、、というくらい
少し進んで見えた症例。

しかも陥凹の中のより深い陥凹
があって、、これこそ0-Ⅲ?深い?でもここだけ変な形。

拡大も深そう、さて、、

とってみると意外や意外、深いと思ったところかMMに泊まってて
予想と違うところがsm1

リンパ管侵襲も疑われて、

「こういう症例をみたときどうしますか、いつ検査組みますか」

アンサーバッド?

半年で良くね?

いやいや時々こういう症例もあたるので、こまめに見ておいた方がいいのかしら

とくに中下咽頭癌で放射線治療後に食道癌をあとから治療予定という方。

中下咽頭の治療が大変すぎて、食道のことはすっかりわすれていたら
sm癌になって、食道も手術が必要になった。

そういうのは避けねばならん。





by kenzaburou41 | 2018-11-17 20:52 | 早期食道癌診断勉強会 | Comments(0)

早期食道癌診断勉強会

昨日の早期食道癌診断勉強会。
0-1s隆起。大きさ7mm程度。
SMT様で表層の大部分は薄い扁平上皮が乗って
その下に大小の塊があって
一部は開口部がある様にも見える
ケン三郎の予想は↓ Basaloid SCC


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カルチノザルコーマ? ないでしょう
アメラノーティックメラノーマ? 違うでしょう
ニューロエンドクライン?もっと黄色くてツルツルでしょう
低分化SCC? dotがどっかに見えるでしょ

ってことでBSCしかねえっす。

ファイナルアンサー?


正解っ

深逹度SM2

ピッタンコ


ぽちっとな






by kenzaburou41 | 2018-10-14 15:42 | 早期食道癌診断勉強会 | Comments(0)

早期食道癌診断勉強会、若手はどこに行った

今日の早期食道癌診断勉強会

2例目のバックアップ、ってことで

症例を持って行ったんですが

1例目、深いと読めそうなところが浅くて浅いかもしれないと思ったところがふかった、という
面白い症例と

2例目、LSBEから生じたバレット食道癌

2例とも興味深い症例でして

大変勉強になりました。

バレットの拡大も勉強しないとなあ

特にLSBEの中でどこが危ないか、、なんてかなり難しく

「これESDですか?」と重鎮に伺ったら、
「いやこれはESDよりは手術がいいでしょう」

きになるのは

若手が
全くこの会に参加しないこと。

おっさん、おばちゃんがみんな勉強しに来てんのに

腹たつわ〜








by kenzaburou41 | 2018-09-08 21:39 | 早期食道癌診断勉強会 | Comments(0)