カテゴリ:頭頸部表在癌研究会( 13 )

第19回頭頸部表在癌研究会 

ついに7月7日の頭頸部表在癌研究会の募集が始まったんですわ。


頭頸部表在癌研究会 会員各位

会告      第19回頭頸部表在癌研究会(201877日開催)演題募集

主題 「頭頸部表在癌 経口的手術の適応と限界」

頭頸部表在癌は癌の浸潤が上皮下層にとどまり、固有筋層に及ばないもの,リンパ節転移の有無を問わないと定義されている。食道表在癌においては深達度によってリンパ節転移頻度が異なるため,T1a-EP/LPM癌は内視鏡治療の絶対的適応,T1a-MM,SM1は相対的適応,SM2は研究的適応と定義されるが,頭頸部表在癌においては経口的手術,内視鏡治療の適応は厳密に定まっていない。今回は「治療適応は?またその限界は?」について検討したい。大きさはどこまで可能か,腫瘍の厚みはどこまで可能か,一度に何か所まで切除可能か,治療困難部位はどこか,同時多発例への二期分割治療はどうか,異時多発癌に何回まで治療可能か,切除は出来たが,合併症や後遺症に難渋した症例・最終的には喉頭摘出となった症例,N+症例への適応はどうか,どのような症例は放射線治療に回すのか, など様々な切り口から各施設でどのような基準で治療適応としているか,あるいは病変によって治療手技を使い分けているのか等,経口的手術および内視鏡治療の治療適応と限界について演題を募集します。なお,原病への放射線照射後のサルベージ症例は今回の検討からは外して頂きます。症例報告を含め,多くの施設からの応募をお待ちしております。

演題募集要項:演題名,所属,演者名,抄録(800字以内)を記載したword fileを添付し下記演題申し込み先にメールにてご送付下さい。

演題募集締め切り日:2018525日(金)

演題申し込み先:東京医科歯科大学 消化管外科 川田研郎

         113-8519 東京都文京区湯島1-5-45

Tel 03-5803-5254 FAX 03-3817-4126

kawada.srg1@tmd.ac.jp

           (srgのあとは,数字の1です)



ぽちっとな


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by kenzaburou41 | 2018-03-29 19:30 | 頭頸部表在癌研究会 | Comments(0)

第19回頭頸部表在癌研究会のお知らせ

第19回の当番世話人のケン三郎です。

日程、場所が決まりました。

今年7月7日(土曜日)

場所は東京医科歯科大学 1号館 9階の特別講堂でございます。

テーマは、、、いま まさに 考え中です。

予定あけておいてくださいね~


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by kenzaburou41 | 2018-03-16 23:23 | 頭頸部表在癌研究会 | Comments(0)

頸部食道癌

頸部食道癌は食道がんの中で頻度は低く

全食道癌の5%程度と言われる

転移先は頸部なので

進行癌でも縦隔リンパ節郭清は不要で
両側の頸部郭清、頸部食道切除、遊離空腸再建が基本術式
気管に浸潤しているとこは咽喉頭食摘が一般的で、
それが嫌な人はケモラジを選ぶ

ケモラジが聞かない場合は、ESDで削ったり
今ならPDTを使う施設もごく限られてるけどある。

さて、下咽頭がんがあれだけ局所を削ってなお
局所制御がいいってことを踏まえると

そのすぐ下の頸部食道も似たような考えが成り立つのでは
ないか、

局所はESDで削る、リンパ節は別どり、あるいは出てきてから取る

ってのもあるんじゃないか

なんてことをちょっと考えてみて。

プライマリーの頸部食道癌と
食道癌術後の頸部食道癌では、どう違うのか。

食道癌術後の場合は頸部リンパ節はすでに郭清すみだから、
たとえ深くても、放射線追加しなくてもいいのだろうか。

色々と疑問が生じます。

ちょっと調べてみますかね。











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by kenzaburou41 | 2017-07-05 22:29 | 頭頸部表在癌研究会 | Comments(0)

第18回頭頸部表在癌研究会終わる

新潟長岡の講演を終えて朝一で東京に戻り
頭頸部表在癌研究会の発表へ。

昼間に築地でぶり照り焼き定食を食べて

会場に戻ると、ざわざわっ

師匠に「次の当番世話人決まったよ、あなたです」

へ?

何のこと?

大ボスが退官されたんで、世話人を交代することになり

「みんなの反対意見がなければ世話人だよ」

と言われていたものの、まさかの当番世話人だなんて〜

しかも今後は表在癌だけでなく、進行癌の治療についても
今後は取り入れていくっていうのでまさに
「頭頸部外科、食道外科、内視鏡科」の交わる部分に
アプローチできそう

頸部食道癌が下咽頭に進展している時、
手術でどこまで喉頭温存か
っていうテーマでもいいし

いやまさにタイムリーな演題を集めて
実りある学会へ

全国から会場にあふれんばかりの医師が集う

そういう会にしなくては

みなさま、来年の日程、これから考えて調整いたしますので
どうぞよろしくお願いします〜












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by kenzaburou41 | 2017-07-01 20:28 | 頭頸部表在癌研究会 | Comments(0)

頭頸部表在癌研究会 サテライトシンポジウム

会 期:2017 年 7 月 1 日(土) 16:00〜18:00 頃(予定)
※ 第 18 回頭頸部表在癌研究会終了後に行います。
研究会プログラムの最終的な Timetable により、上記時間帯は早まる可能性があります。

会 場:国立がん研究センター築地キャンパス内 国際研究交流会館 3F 国際会議室

〒104-0045 東京都中央区築地 5-1-1 URL http://www.ncc.go.jp/jp/ncch/access.html
※ 第 18 回頭頸部表在癌研究会と同じ会場です。

参加費:第 18 回頭頸部表在癌研究会参加者は無料(再度の受付も不要です)。
サテライトシンポジウムのみ参加される方: 3,000 円(受付でお支払い下さい)。

サテライトシンポジウムプログラム:(招聘講演者と仮演題名)
1) CO2 レーザによる咽喉頭癌の経口的切除術 (Kosin 大学 Kang-Dae Lee 教授)
2) ロボットによる咽喉頭癌の経口的切除術 (Yonsei 大学 Se-Heon Kim 教授)
3) CO2 レーザによる経口的輪状咽頭筋切断術(久留米大学 千年俊一准教授)
4) ロボットによる頸部郭清術・甲状腺手術 (Yonsei 大学 Yoon Woo Koh 教授)

上記研究会が7月1日
今話題の築地 国立がん中央の国際研究交流会館で開かれます。

朝から研究会で、その最後に基調講演の嵐っ

ふるってご参加ください〜






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by kenzaburou41 | 2017-06-20 23:10 | 頭頸部表在癌研究会 | Comments(0)

頭頸部表在癌研究会

そして明日は築地の国立がんセンター中央病院で
頭頸部表在癌研究会が開かれます。

なんと内視鏡の師匠が、一般演題で
何十年ぶりかの?エントリー

おおっ抄録のトップに師匠の名が。。

気、、気合はいってる、、、

こっちも本気でやらなきゃ
やられるっ


といま必死こいてデータを解析中。

まだまだあと1日ある。

明日は築地でお会いしましょう

ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2016-06-24 06:15 | 頭頸部表在癌研究会 | Comments(0)

頭頸部癌の手術は大きく変わる

昨日、理事長講演をきいてて。

もともと頭頸部癌学会、第一回目は「手術供覧」といって
うまい先生の手術をみんなで見ることから始まり
1961年に125名の医師によりスタート。

一回目のテーマはなぜか「頸部食道癌」だったという。

なぜ頸部食道がんだったか、

最初に外科の先生に頸部食道癌をテーマにしてと頼んだ
ところ、あまり成績がよくなかった、で講演を断られた。
そこで耳鼻科の先生が
代役で頸部食道癌の手術成績をだしたら外科よりもよかった、という。

頸部食道癌の治療は食道外科医が切り開いたのではなく
耳鼻科医が切り開いたのだとか。

へえ、、

でそのうちだんだん、頭頸部外科というのができてきて1976年までは
研究会として続き、それから2004年に学会になった。

よって歴史はまだ浅い

この間に手術法の進歩、下咽頭癌への咽喉食摘、有離空腸再建、血管吻合
などが確立され

さらに手術以外の治療=ケモラジが進化した。

そしていま、低侵襲手術としての下咽頭表在癌へのEMRが1996年世界ではじめて
東京医科歯科大学食道外科で始まり

さらにESDに発展、

耳鼻科からELPSやTOVSなどの経口的切除術が発展し、いまにいたる。


学会に参加してみて
ここ何年かでだいぶこの世界は変わったんじゃないかと感じる。

ELPSやTOVSの適応をどこまで広げるかはまだわからない
ところもあるけど

確実に早期でみつかる頭頸部表在癌は増えていて

頭頸部癌学会では最近、かなり頭頸部外科医がELPSやTOVSに
積極的に力を注いでいる印象で。

それもわりと進行している病気にトライしている。

食道専門家が「なんでもかんでもとりにいっちゃいけない」
なんて思っても、それは食道の世界でしょ、
頭頸部じゃ、切除+あとから郭清でも大丈夫なんですよ
といわれたら、そうですか。と、うけいれねばならない。

施設によってはケモラジ、ケモと組み合わせてどうにか声を残せないか
と試みている が、まだ長期成績がでてないので
なんともいえないし

そんな縮小手術で癌が治るんか、と咽喉食摘をやっぱり勧める
と、これまでの方針を曲げないところもある

でもELPSやTOVSをとりいれないとこの先話にならない
のは間違いなく。

頭頸部外科医は消化器内視鏡医、食道外科医と
タッグをくんでこのQOLがよくかつ、機能温存ができる
治療に取り組むべき

8時間かかってた手術が2時間で終わるようになる

歴史の転換点にいるのだ〜


あと10年後にこのブログ読んだら

どう思うだろうか

大きく変わってるといいな


ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2016-06-10 22:18 | 頭頸部表在癌研究会 | Comments(1)

頭頸部表在癌内視鏡治療後の長期成績


これまでに経験した223例350病変のうち、

2年以上経過観察できた116例 184病変の頭頸部表在がん

下咽頭癌が最も多く、141病変

梨状陥凹が88 後壁が44 輪状後部が9

梨状陥凹は左右にわかれてほぼ同数、酒がたまる領域だから
均等に癌ができやすい

中咽頭癌は34病変、このうち後壁が消化器内視鏡で見つけやすい
のでもっとも多いが、耳鼻咽喉科によると
側壁、前壁、上壁、後壁の順で後壁はもっとも少ない。

喉頭癌は9病変、声門上が6、声門が3。

治療 ELPS 117  EMR 46 ESD 14 APC 2  生検のみ5

EP癌103

SEP癌 81

同時性多発癌が27例 23%

異時性多発癌が20例 17%    合わせると4割。 


食道癌は多発が原則だが、咽頭癌も多発が原則である。

EP癌の大きさ中央値 13mm

SEP癌の大きさ中央値 20mm 

SEP癌のリンパ節転移7例 6%

術前抗がん剤をやるくらいのSEP massive癌や
腫瘍の厚み1500μm以上
脈管侵襲陽性例などは転移する可能性を考慮すべき

昔は彎曲型喉頭鏡もなかったし、EMRの分割が主体だったので
局所再発も多かったが、今は、視野もとれるし、
口から電気メスやかん子をつかって簡単に一括切除できるので
局所再発はうんと減った。

長期予後 原病死2例

     他病死5例

     他癌死21例。  もともと進行食道癌のかたに下咽頭表在がん
ができて、それを治療してたので、当然食道癌で亡くなるかたが多い。

    しかし、それに加えて要注意なのはあとからでてくる肺がん。

    のど見て食道みて胃をみて、ほんのちょっと十二指腸みて

    消化器の癌はカメラがすげえ進化したので、早期がんも発見
    しやすいが

    特に肺がんは気をつけないとスルーされやすい

    
   ふう、、学会の抄録登録まにあったぜよ。


   SEPは食道でいうm2~SM3まで含まれるから

   消化器のように SEP1, SEP2, SEP3とかに分けるべし。

   SEP1:m2くらいの下方進展

   SEP2;浸潤癌だが厚み1mm以下

   SEP3;厚みが1mm以上で転移リスク高いもの
    

   な〜んてことを将来いえたらいいのになあ〜



    ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2015-03-18 23:05 | 頭頸部表在癌研究会 | Comments(0)

modified Killian

耳鼻科領域で最近行われているのが
modified Killian法で

患者さんは椅子にすわってて

ふか〜くお辞儀をして

クビを左右に振り

プ〜っと頬を膨らませる
というもの。

へ〜、こうしてやるもんなんだ

と英文論文にもなっていて

さらには動画までついててチャンピオン
画像が見られるんですが、、、

。。。。。。


やっぱり消化器内視鏡
が数段良いことは明らか。

BLI経鼻内視鏡が現時点で最強の
ヤバい内視鏡。


普段僕らがやってる「においを嗅ぐ姿勢」
でうまくいかない時に、Killianを
使うとうまくいく症例もあります。

消化器内視鏡医が経口から
経鼻に移行して

舌根や食道入口部を筒抜けで見るように
なったら,これはヤバい。

今まで早期発見できなかった
病気も次々に見つかるだろうことが
予想されます


教える方は
当然この方法を知っておくべきで

いいものはどんどん取り入れないと


ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2014-10-27 06:26 | 頭頸部表在癌研究会 | Comments(0)

輪状後部表在癌

頭頸部表在癌研究会では
下咽頭癌のうち、みつかりにくい
輪状後部癌の検討を発表してまいりました。

当科で2008年から経験した下咽頭表在癌
168病変のうち、輪状後部の癌もしくは
輪状後部にかかる病変は21病変(17%)
と頻度は少ないのですが

梨状陥凹や後壁にくらべると
死角になっていて見にくいので
発見が遅くなり易いと思われ。

よって見つかると、進行がんで
すぐ深い所には輪状軟骨がありまして
放射線治療で制御できなければ
声を失う、という危険地帯であります。

梨状陥凹がんのうち上皮下浸潤癌のリンパ節転移9.3%
後壁は12%にたいし
輪状後部癌は25%におよびまして

全例が男性。

「女性の鉄欠乏貧血、食道web、輪状後部癌」
なんていうけれど実際は
男、酒飲み,フラッシャー が高頻度。

課題は早期発見。

「鎮静して、NBI拡大がいい」
なんて言ってる先生には
まず輪状後部表在癌の発見は難しいと
思われますし

拡大内視鏡には死角があるんだ、
ということを
理解してないと,痛い目にあいます。


経鼻+Valsalva法を勧める理由は
この一点。

食道入口部が
内視鏡的に筒抜けに見える
かつ真ん中から内視鏡を挿入できる
ので、おそらく挿入時の合併症は
少ない。

画質もよいのでよく見える。

でございます。

耳鼻科の先生に
「先生,まさかこの方法全例にやってる
わけじゃないですよね」といわれ。

「いえ,この方法簡単ですし、
全例にやってますけどなにか?」


常識はいつの時代も非常識から
始まります

全国に広まりますよう

ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2014-06-15 22:03 | 頭頸部表在癌研究会 | Comments(0)