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カテゴリ:消化器外科専門医への道( 7 )

術後合併症

正しいものに〇 誤りに×をつけよ

胸くう鏡補助下食道切除術は低侵襲手術であるため肺合併症のある患者に安全に行える

術直後の人工呼吸管理においてできるだけ一回換気量を増やして肺コンプライアンスを保つ

食道癌術後にはできるだけ輸液を多くし、循環血液量を保つように管理する

食道癌術後の血糖は150mg・dl以下を目標にコントロールする

周術期のステイロイド投与は縫合不全や肺炎のリスクを高くする

<症例>

65歳男性、食道癌術後1日目、抜管直後に気管支鏡で観察したところ、左声帯が固定していた。
この患者にたいして正しいのは?

片側の反回神経麻痺なので嗄声はみとめない
術後の嗄声は自然に治ることはない
誤嚥には十分な注意が必要である
すぐに気管切開が必要である

さあいかがでしょう?





by kenzaburou41 | 2019-03-08 17:15 | 消化器外科専門医への道 | Comments(0)

答え

心筋梗塞発症後2か月経過し、安定した症例は食道癌根治術をやってよい ×==3か月以内は手術適応外 へえっ~

ICG15分値が40%以上の肝機能障害は食道癌根治術の適応はない  〇

胸管合併切除による重篤な合併症は少ないため、基礎疾患の有無にかかわらず深達度T3の食道がん症例は
郭清のために胸管合併切除を行う   ×

高リン脂質抗体をもつ患者は出血傾向であるため止血を十分に確認する必要がある   ×==肺動脈血栓塞栓症のリスク

術前化学放射線療法は術後の胸水が遷延しやすい   〇

糖尿病合併患者では吻合部の縫合不全のリスクが高くなる  〇

食道の狭窄による経口接取困難な食道癌患者に対する術前の経腸栄養は有用である  〇

食道癌根治術後1週間か経静脈栄養のみをおこない腸管安静を保つ   ×

術後肺炎の予防には禁煙、呼吸訓練、口腔ケアが重要であり、禁煙が守れない患者は手術を延期してもよい  △==禁煙守ってね

by kenzaburou41 | 2019-03-08 17:07 | 消化器外科専門医への道 | Comments(0)

食道癌の周術期管理

正しいものに〇、誤ったものに×をつけよ

心筋梗塞発症後2か月経過し、安定した症例は食道癌根治術をやってよい

ICG15分値が40%以上の肝機能障害は食道癌根治術の適応はない

胸管合併切除による重篤な合併症は少ないため、基礎疾患の有無にかかわらず深達度T3の食道がん症例は
郭清のために胸管合併切除を行う

高リン脂質抗体をもつ患者は出血傾向であるため止血を十分に確認する必要がある

術前化学放射線療法は術後の胸水が遷延しやすい

糖尿病合併患者では吻合部の縫合不全のリスクが高くなる

食道の狭窄による経口接取困難な食道癌患者に対する術前の経腸栄養は有用である

食道癌根治術後1週間か経静脈栄養のみをおこない腸管安静を保つ

術後肺炎の予防には禁煙、呼吸訓練、口腔ケアが重要であり、禁煙が守れない患者は手術を延期してもよい


さてシンキングタイム~



by kenzaburou41 | 2019-03-07 18:36 | 消化器外科専門医への道 | Comments(0)

答え

遊離結腸をもちいて再建するときは必ず逆蠕動方向につなぐ ×

空腸の栄養血管のほうが細く、直線的なため有茎結腸再建より有茎空腸再建のほうが挙上性にすぐれている × ==結腸の方が直線的

胃管にて食道亜全摘後の再建中胃管血流不良を認めたため、スーパードレナージを行った 〇==36%血流アップ、ちなみに動脈もつなぐと108%増加

頸部食道癌にたいし、遊離空腸による再建後の患者が食後のつかえ感を訴えた。器械吻合が原因であることも
十分に考えられる  〇

頸部食道癌に対する根治術後の再建において胃管再建は行うべきではない ×

結腸や空腸などを食道再建に用いる場合は胃がん合併患者あるいは胃切除後の患者にかぎる  ×

胸部食道癌根治術予定の患者が胃の温存を強く望んだため、結腸をもちいて再建予定とした 〇

食道胃管吻合の場合、縫合不全を予防するために器械吻合ではなく手縫い吻合とした ×==どっちがいいかは決まってない

食道胃管吻合の場合、血行不全による縫合不全を予防するため、スーパードレナージだけではなく
スーパーチャージも追加した  〇

下部食道胃噴門側胃切除例において、食道胃吻合を行った患者にPPIを投与した。 〇


あ~勉強 勉強


by kenzaburou41 | 2019-03-02 17:56 | 消化器外科専門医への道 | Comments(0)

食道術後の再建術式

問題

正しいものに〇、間違いに×をつけよ

遊離結腸をもちいて再建するときは必ず逆蠕動方向につなぐ

空腸の栄養血管のほうが細く、直線的なため有茎結腸再建より有茎空腸再建のほうが挙上性にすぐれている

胃管にて食道亜全摘後の再建中胃管血流不良を認めたため、スーパードレナージを行った

頸部食道癌にたいし、遊離空腸による再建後の患者が食後のつかえ感を訴えた。器械吻合が原因であることも
十分に考えられる

頸部食道癌に対する根治術後の再建において胃管再建は行うべきではない

結腸や空腸などを食道再建に用いる場合は胃がん合併患者あるいは胃切除後の患者にかぎる

胸部食道癌根治術予定の患者が胃の温存を強く望んだため、結腸をもちいて再建予定とした

食道胃管吻合の場合、縫合不全を予防するために器械吻合ではなく手縫い吻合とした

食道胃管吻合の場合、血行不全による縫合不全を予防するため、スーパードレナージだけではなく
スーパーチャージも追加した

下部食道胃噴門側胃切除例において、食道胃吻合を行った患者にPPIを投与した。


さて何問正解?




by kenzaburou41 | 2019-02-28 20:32 | 消化器外科専門医への道 | Comments(0)

答え

食道切除後の胃管再建時に幽門形成は必須である ×  かならずしもいらない

右胃大網静脈と左胃大網静脈管の交通枝を温存しないことは胃管の血流不全の直接の原因とはならない  〇

食道再建術における吻合法の成績は器械吻合のほうが手縫いよりも優れている ×  わかってない

食道亜全摘後胃管再建における胃管の短胃動静脈と頸部血管の吻合は胃管の血流を有意に改善させるが 
縫合不全は減少させない   × 縫合不全も減る

胃管のスーパードレナージを行うことは動脈血流を改善する可能性がある  〇

頸部食道切除後の本邦における第一選択は胃管再建である  ×  遊離空腸

胸部食道癌に対する食道亜全摘後で胃切除後や胃がん合併時、胃を温存する場合は 
有茎結腸再建が有用である                 〇

下部食道噴門側胃切除における食道胃吻合は術後逆流性食道炎の発生が問題となることが
おおく、対策を要する   〇

遊離腸管の壊死率は胃管壊死率の5倍とも報告されている  × 10倍

遊離空調は縫合不全を防ぐため、かならずたるませた状態で吻合する。 × まっすぐ

また野望に近づいた


by kenzaburou41 | 2019-02-28 12:45 | 消化器外科専門医への道 | Comments(0)

食道切除後の再建様式とその特徴

正しいものに〇をつけよ

食道切除後の胃管再建時に幽門形成は必須である

右胃大網静脈と左胃大網静脈管の交通枝を温存しないことは胃管の血流不全の直接の原因とはならない

食道再建術における吻合法の成績は器械吻合のほうが手縫いよりも優れている

食道亜全摘後胃管再建における胃管の短胃動静脈と頸部血管の吻合は胃管の血流を有意に改善させるが
縫合不全は減少させない

胃管のスーパードレナージを行うことは動脈血流を改善する可能性がある

頸部食道切除後の本邦における第一選択は胃管再建である

胸部食道癌に対する食道亜全摘後で胃切除後や胃がん合併時、胃を温存する場合は
有茎結腸再建が有用である

下部食道噴門側胃切除における食道胃吻合は術後逆流性食道炎の発生が問題となることが
おおく、対策を要する

遊離腸管の壊死率は胃管壊死率の5倍とも報告されている

遊離空調は縫合不全を防ぐため、かならずたるませた状態で吻合する。

さてどうでしょう?

スィンキングタイムっ








by kenzaburou41 | 2019-02-21 20:51 | 消化器外科専門医への道 | Comments(0)