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三回目

今年に入って三回目の講演が明日に迫り、
初めての鳥取入り

呼ばれて行くからにゃ精一杯頑張らにゃ

スライドはできた、
後は情熱を吹き込むだけ

鳥取のみなさん、米子全日空ホテルで
お逢いしましょう!
by kenzaburou41 | 2013-09-20 00:51 | 講演録 | Comments(0)

残食道癌

食道癌は頸、胸、腹の3つの領域から発生する

多発することが少なくない

口腔咽喉頭がんとの重複がとても多い

食道を手術した方は,ある程度の高さで
食道を切除(亜全摘)しますので、一部の
食道が残存する

残存した食道を「残食道」といい、位置的には
頚部食道に位置する。


残食道にもまた癌ができることがあり

もともと頚部食道癌は狭い部分にあり
内視鏡での見落としが結構多い所。

進行して見つかると、周囲に気管や
頸動脈といった重要臓器があり、
「食事が通らず、出血死、
食道気管瘻から肺炎で死亡」
といった悲惨な状況に陥る

術後5年経って安心とはいえず、
むしろ安心しきった5年から10年の
間が重要。

しかし残食道癌が
SM癌で見つかった場合。

周囲のリンパ節はすでに普通なら
頸胸境界部は徹底的に
郭清しているはずで
(3領域郭清を基本とする施設は)

SM2でもSM3でも取れるなら
内視鏡でとってもいいんじゃないか

という仮説が成り立つ。

CRTを選ぶ施設も多いとは
思いますが

喉に当たると,結構、あとから嚥下障害
がきて味覚の消失、唾液がでない、
などの後遺症が起こる

ここ何例か残食道癌のESD
症例が続いてて


もしかして、結構たくさんやってるほうじゃね?

多くの患者さんは食道癌の手術を受けて
きた癌サバイバーの方ばかり

「できれば軽い負担で治療をしてほしい」

早く見つける事と

ずっと長く通ってもらう事

そして、状況に応じて治療法を充分吟味する
こと

食道癌の治療成績をもっと上げるには〜

メラメラ〜ッ、がんばっぺ


ぽちっとな
by kenzaburou41 | 2013-09-19 00:41 | 手術後のアフターケア | Comments(0)

ダメだしされる

食道癌の患者さんがやって来て

経鼻内視鏡を勧めようと
思ったら

「こんな太い内視鏡はいるわけない」
「もう少し患者の立場にたって考えなさい」
「絶対嫌だ」

とダメだしされ。

う〜ん、こんなに細くなってまだ
ダメだしかあ、、

しかし患者さんにとっては細く、かつ
画質よく、NBIがついて拡大もできる
内視鏡が究極の目標


不可能を可能にするのが
日本の技術でしょう?

わしら医者は,ニーズを技術者に
伝えて、また技術者はさらに高みを
目指して努力する

いろいろ競争することで
いいものが産まれるわけで。

「ダメだし」こそ、飛躍の元。

すくなくともバリウムより
楽な検査でなくては広まらない。

どうして鼻じゃないんですか?

と聞かれるようになるまで
頑張ろうっと


ぽちっとな
by kenzaburou41 | 2013-09-18 23:30 | ひとり言 | Comments(0)

緩急

講演のスライド。

1年前の「家政婦のミタ」
はさすがにもう古いし

そろそろ新しいネタを考えなくては

今が旬、、


う〜やっぱこのネタでしょう


ロゲ会長って外科医なんです

てことは俺にもIOC委員になるチャンス
あり?

ど、どうなの?


東京? それとも

イスタンブール?


ど、、どうなの?

ロゲ会長〜っ










緩急_b0180148_23473998.jpg




ぽちっとな

笑いは緩急ですわ〜
by kenzaburou41 | 2013-09-15 23:51 | 講演録 | Comments(0)

咽喉頭異常感を調査してみた

過去3年間を振り返り

咽喉頭異常感症、のどのつかえ感、嚥下困難、

の患者(食道癌や胃がんの術後症例をのぞく)

296名を振り返って調査してみた。


咽喉頭異常感

というのに

いろいろと他の医師の内視鏡写真を見てみると
咽喉頭の写真が一枚も撮影されていない
ものもあり


知らない医師は一生撮り方を教わらずに、内視鏡を続ける
のだなあ、、と愕然とする


しかし、そんなのやる必要はない、我々は消化器内視鏡医だし

咽喉頭領域は耳鼻科医の専門でうちは専門外だ

もし、見落としがあって責められても困る

だからうちは見ないようにしてるんだ

っていう医師もいた。


俺が患者だったら お断りだ。



俺たちは、「おもてなし内視鏡」を実践するのだ


しかし、全員やる必要があるかについては
一理ある。

咽喉頭異常感。

女性150名中 逆流性食道炎関連が108名で
食道癌は1人(0.6%)しかいなかった。


女性の咽喉頭異常感の75%は逆食炎だとおもえ。

それに対し男性の咽喉頭異常感、146名中
逆流性食道炎関連は79名と約半数。

頸椎の圧排が5名、カンジダ食道炎が4名

食道癌が3名、下咽頭癌が2名、胃がんが1名。

146名中5名(3.4%)が下咽頭・食道癌


しかも下咽頭癌の2例は、症状があって半年前に検査した
にも関わらず見落とされていた症例で嘔吐反射の強い方。


検査法をしらないことで、患者が治る機会を
失う。

昔だったら、しょうがないというけど

今では、あってはならん、と
若手に教育する


いかに反射を防いで、じっくり観察できる時間を
確保できるかが重要だ。




咽喉頭異常感症、還暦後の男性は特に注意が必要。

メリハリのとれた内視鏡をおすすめするんですわ
by kenzaburou41 | 2013-09-15 22:36 | 咽喉頭異常感 | Comments(0)

タイトル

山陰消化器研究会の表紙ができたんですわ


経鼻内視鏡屋としての普及活動ですわ



タイトル_b0180148_1761410.jpg

by kenzaburou41 | 2013-09-14 17:09 | 講演録 | Comments(0)

音楽の力

 ケンブリッジ(米マサチューセッツ州)=中島達雄】人々を笑わせ、考えさせる研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の今年の授賞式が12日、米ハーバード大で開かれた。

 心臓移植を受けたマウスにオペラを聴かせると長生きすることを見つけた帝京大医学部の新見正則准教授(54)ら7人のチームが医学賞に、タマネギの催涙成分を作る酵素を新たに発見したハウス食品の今井真介研究主幹(56)ら6人のチームが化学賞に、それぞれ選ばれた。

 心臓移植手術をしたマウスは免疫を抑制しないと拒絶反応が起き、平均7日で死んでしまうが、帝京大の新見准教授らが移植後7日間にわたりオペラ「椿姫」を聴かせると、平均で26日間生きた。モーツァルトなら20日間、アイルランドの人気女性歌手エンヤの歌だと11日間だった。

 長生きしたマウスの体内では、免疫を抑制する細胞が増えていた。

 一方、ハウス食品の今井研究主幹らは、レトルトカレーの開発中、タマネギの催涙成分としてすでに知られている酵素とは別に、もう1種類の新たな酵素を発見、2002年に英科学誌ネイチャーで発表した。その後、新たな酵素の働きを止めることで、切っても涙が出ないタマネギを作ることに成功している。


新見先生って、漢方の先生かつ血管外科医
かつ、、、イグノーベル賞。。

すげえっ

ぽちっとな
by kenzaburou41 | 2013-09-14 16:56 | 漢方 | Comments(0)

5FU+CDDP

切除可能食道癌に対する根治的化学放射線治療

遠隔臓器転移を有する切除不能根治的化学療法

術前、術後補助化学療法

再発食道癌に対する化学放射線治療など

すべての食道癌化学療法の第一選択となるのが
5FU+CDDPの2剤である。

化学療法を単独で行う場合は

標準的には5FU 800mg/m2をまる5日ずーっと
連続的にとうよし、CDDP80mg/m2を投与
開始日に投与するのが標準的である

CDDPは腎臓に障害をもたらす薬剤であるため
CDDP投与日には輸液を5〜6L

5FU投与中は3.5Lくらいの大量の輸液を必要とする

時に体重が急速に増え、心臓への負担が
増えることから、
毎日体重や尿量をしっかりと計測する
ことが重要である

そして治療前よりも体重が10%以上増えた場合には
積極的に利尿剤を追加投与する

こうした抗がん剤治療の多くは
人手が足りない事から
外科医が再発した患者さんをなんとか
長生きしてもらうと化学療法のやり方を
勉強して、手術もやりながら抗がん剤治療
をして再発した患者さんの治療を担ってきて


一方で,抗がん剤を専門にする腫瘍内科医
は「外科医が片手間に抗がん剤を扱うのが
日本の大きな問題だ」ともいう

外科医が手術だけに専念できれば
それはそれで有り難いけども

実際は、患者さんがある程度体力が
ないと抗がん剤治療はできないので

「治療できるかどうか?」

の微妙な状況は、術後その患者さんを
診てきて、いわば「阿吽の呼吸」で
戦うかどうかを決める事となる

薬の数,量をしっかりやれば効果も
高い可能性があるが、リスクもそれ
だけ背負う事になる

抗がん剤だけで癌が消えることは
まれで、ある程度小さくする効果はある

効いている間に、手術、放射線をどう
組み合わせるか


効かなくなったら、次のメニュー
を考えるのだが、次のメニュー
の効き目は、最初のものより劣り、

残念ながらまだ充分に確立されていない
のが現状である


「おかしいな」と思ったらすぐ病院へ。

ステージが進めば進む程
敵も手強くなります

「お酒を飲むなら検診も」


ぽちっとな
by kenzaburou41 | 2013-09-13 22:42 | 抗がん剤治療 | Comments(0)

調べ直す

食道癌のことを長年やってると

10年、20年経ってもう安心
とおもってても、他の臓器のがんが
できることがよくあって

「食道癌の患者さんは多発が当たり前」

「他の癌も重複する、とっても危険な集団」

と上司から教わり

食道癌の事だけを考えていればいいわけではない

ということを最近身にしみて感じます。

データベースで2500人くらいの
これまで経験した食道癌患者さんを

どのくらい重複癌があるか?

を調べていて

患者さんの名前を見ては,その顔を思い出す。

すんなり治療が進んで問題なく経過した
方よりも

あとから肺がんや膵臓がんがみつかって
食道癌より後からできたはずの癌で
命を落とした方を

何でもっと早くみつけられなかったのだろう

と苦々しく思った方をよく覚えています。


すべての癌や体をむしばむ疾病を
網羅することは出来ませんが

食道癌患者さんを相手する
プロとして

傾向と対策はたてなければ。

私だって

酒と女をこよなく愛する

にんげんだもの。

みつお




ぽちっとな
by kenzaburou41 | 2013-09-12 23:34 | 他臓器重複癌 | Comments(0)

第419回山陰消化器研究会

告知です

9月20日(金)19時から
米子全日空ホテルにてケン三郎先生の
講演会が行われます

人生初の鳥取です

近隣の先生方、是非お越し下さい〜


第419回山陰消化器研究会_b0180148_23225155.jpg



ぽちっとな
by kenzaburou41 | 2013-09-10 23:25 | 講演録 | Comments(0)