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アノテーションシステム

外科手術の世界も、最新の
技術を取り入れるようになって

腹腔鏡や胸腔鏡、縦隔鏡といった手術が普及する

普及するには達人の手術を若者が学ばねばならず

昔は達人に直接指導を受けるか

達人の手術を見て盗むか

というのが当たり前だったのだけれど

そうするとうまくなるのに何十人と経験しなくちゃならず

達人と同じように手術ができないと,患者さんにもうしわけない

ってことで

[アノテーションシステムをもちいた術中教育システム」

が開発途中。


アノテーションとは


アノテーション(annotation)は元々、注釈、注記といった意味合いの英語である。意味は場合により様々であり、IT用語としては特にプログラミングに注意書きを追加する機能、ドキュメントの印刷時に済みの余白などに文字を追加する機能、YouTubeの動画に視聴者がコメントを追加できる機能、などを指すことがある。

ということで

内視鏡や腹腔鏡で見えた術者が見た画像を

リアルタイムに術野から離れた達人がipad上で確認

ipadにでた画面に「この方向にむけてハーモニックをこうひらいて、ここまで切れ」

ってペンで指導。

するとそのまま術野の画面に指導注釈がつくという優れもの!

おお~

これは目の前に達人がいるかのよう

通信速度があがれば教授室から術衣に着替えなくとも画面みながら
手術指導ができるかもっ


もしかしたら将来的には家でコーヒーとか飲みながら
手術指導

なんて時代も。。


さらにはロボットが前もって得た情報に、もとづいて
食道癌の手術をささ~っと30分くらいでやっちゃう時代も。。。

おそるべし技術革新~


ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2017-11-30 12:42 | 新しい治療法 | Comments(0)

頭頸部癌と食道癌

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最新の頭頸部癌からみた食道がんの重複率をブラッシュアップですわ

ここのところこのデータ整理でまたやりかけた仕事が頓挫ですわ

1258名の内視鏡検査を受けた、もしくは受けて見つかった頭頸部がんのかた
をカルテから見直してみまして。

今までとそう変わりはないのですが

ダントツの1位は下咽頭癌   65%に食道癌を重複。。。

3人に2人が食道癌っつう極めて濃厚な関係。

どっちかというと先に食道がんができてあとから下咽頭癌が
できるので,食道癌にかかった人で5年たってもうこなくていいよ
っていわれても内視鏡は年に1回、すくなくとも2年に1回は
どっかでうけることをお勧めですわ

2位  口腔底がん 

3位  中咽頭がん

ただし中咽頭は最も多い側壁がんが重複率3割でそれ以外の上壁、後壁、前壁は食道癌重複率6割
なので場所によって重複頻度が違うことを知っておいた方がいいんですわ。

上位3つは極めて要注意。

4位  喉頭がん  約4割に重複。これでも多いと思うんですわ

5位グループ  舌癌、歯肉癌、頬粘膜癌    2割


頭頸部がんは食道がんと重複しやすいといわれるが

なかでも下咽頭、口腔底、中咽頭(上~前~後)は要注意!



今年最大の調べ物作業終了~

あとは英文化ですわ

ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2017-11-29 18:44 | 他臓器重複癌 | Comments(0)

月20件

多分、今どこの病院でもやってると思うけど

頭頸部癌患者は食道癌のハイリスク患者なので
治療前後に内視鏡検査をやろう!

的なキャンペーン。

乳がんはピンクリボンって30代、40代の子育て世代の患者さんが
大変な思いをして治療を受けるので割とよく知られているけど

頭頸部癌、食道癌患者さんは50代、60代の酒飲みのおっさんの
病気なのでなかなか「おっさんを救おう」的な絵が描けない

しかも2度も3度もがんにかかるという境遇

そんなに重複するなら、一緒に見ちゃえ

ってことで、リスクの高い人にはお互いの領域をしっかり
検査をしましょうという流れ。

先月、そういう患者さんがどれくらいいるか調べてみると

なんと耳鼻科、口腔外科から合わせて20件の新規内視鏡患者の紹介があって。

がんと名前がつく病院じゃないのに
それだけ患者さんが集まって

その20人の中に必ず食道癌の患者が含まれている。

うちはまさにそれで仕事をいただいている。

例えば進行した頭頸部癌のかたに内視鏡やって見て
食道がいわゆる「まだら食道」だった場合に

数年追いかけているとそこから食道の小さいがんが出てくる

食道癌の方もそうで、

追いかけていると頭頸部癌が出てくる


今、なぜ日本の医師はそんなに頭頸部癌が見つけられるのか?が
海外の先生に注目されているらしく

近いうちにその発表の場があるかも〜


「扁平上皮癌連携」がキーワードであることは間違いなく

これをうまく発信して行ければっ
















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by kenzaburou41 | 2017-11-24 23:34 | 食道癌になりやすい人 | Comments(0)

うまくいかん時

臨床で

「こうしたほうがいいんじゃないか」
と選んだ選択が

あとから考えると実はよくなくて

えーーっ

というような反撃をくらうときがあり

食道癌おそるべし

特に放射線治療後の再燃例は注意

と思っていて注意に注意を重ねていたのにもかかわらっず、、、


うまくいかんときもある

うまくいかんときはぐっとこらえて

ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2017-11-22 16:25 | 新しい治療法 | Comments(0)

world academic championship

ケン三郎の功績が認められたんだかなんだか
わかんないが

なんとか賞2017に選ばれた〜

だの

95万ポンド小切手で送ります

だの

最近そういう振り込め詐欺に遭遇。

一回払ってしまうと、

名誉や業績

あと名も知らない国際学会のスピーカーに選ばれただの

うさん臭い話が結構くる

ほんまかいなあ〜。。。


うちに新しい44歳の若いボスがやって来て
2ヶ月ちょっと経ち

まだ身の回りはそんなに変わんないけども


同世代の先生がどんどん偉くなっていく。

いや〜皆きちんと業績あげてるし

「肩たたき」が現実的に。。。


病院を移動する前に

ちゃんとした英文雑誌に載ることを
今年の目標とする。

いじょ〜う。

















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by kenzaburou41 | 2017-11-15 22:27 | ひとり言 | Comments(0)

導管内進展

今日は早期食道癌診断勉強会

第308回!

症例提示して持って行ったのが導管内進展が目立ち、それを浸潤ととるか導管進展ととるか迷う症例。

導管内なら上皮内がんだし、導管より浸潤していると粘膜下層がん

扱いが天と地ほど違う。


導管内進展を診断できる方法あるの?


来年の食道色素研究会のテーマやんか
導管内進展。

持って行った症例は表層からの形態診断ではMMの診断がある程度できるけれども


表層は平滑

深部で粘膜下層に浸潤胞巣があり

これが浸潤か導管内か、あるいは静脈侵襲か

判断が難しい病巣もあるということ。


周りがびらんで、中央に乳頭状の小隆起があり
拡大内視鏡では渦巻きのような血管呈する

そういうのは導管内進展の可能性がある

と読んだカリスマの、この経験値。

結果知ってるのか、、、くらいの鋭い指摘

いくらAIが普及しても

まだまだ人間の力には叶わない


あと数年後にはロボットが内視鏡診断を補助する

夢のような話でしたわ













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by kenzaburou41 | 2017-11-11 23:36 | 診断の達人たち | Comments(0)

地方遠征

今日は午後から地方遠征して下咽頭がんの内視鏡治療

むか〜しは全身麻酔、気管内挿管して、キャップつけて吸引して粘膜切除
ってのが普通だったけども

今や、弯曲型喉頭鏡で咽喉頭を広げて、口から入れた鉗子と電気メスであっという
まに切り取っちゃうのが普及

しかし全国津々浦々でやってるわけでもないし

耳鼻咽喉科医みんなが表在がんに興味持ってるかというと
実際は他の疾患の方がメインなので
実はそうでもない先生が大多数

この環境を何とか変えたいなあ〜と数年前から色々
やってて

若者に経鼻内視鏡で咽喉頭をよく見る方法を教えて

その若者が、関連病院にその検査法を広め

さらにそこで学んださらに若いやつが検査法を屋根瓦式に広める

そうなると理想的だけども

頭の固い上司

古いしきたりに終始し、新しいことを実践しない先生も多い。

おお胃カメラだろ、簡単にできるよ

いやいや、もうそろそろ新しい方法を始めませんか。

大学では十分経鼻内視鏡も治療もやったし

重点セミナーの講師にも選ばれた

あとは関連病院でもできるように教えるだけ〜

小さなことからコツコツと。










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by kenzaburou41 | 2017-11-09 22:37 | ELPSでのどを守る | Comments(0)

第17回明石消化器懇話会

来週木曜日は、兵庫県明石市にお邪魔して
経鼻内視鏡の宣伝、普及活動ですわ

ケン三郎の出陣は19時から

場所か明石市医師会館3階多目的ホール

兵庫県立がんセンターの山本先生のミニレクチャー
プラス

ケン三郎の講演

ぜひ関西地区の先生方や経鼻内視鏡のことを知りたいという
看護師さんにも技師さんにも来ていただきたいんですわ

フジの経鼻、オリンパスの経鼻どっちも切磋琢磨して

細くていいカメラができれば患者さんにもメリット大きいんですわ

来週木曜日は明石市医師会館へ〜

会場でお会いしましょう





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by kenzaburou41 | 2017-11-07 22:34 | 講演録 | Comments(0)

AI

本日のフジテレビ THEニュースアルファ 23:40~24:25放送

AI医療の特集

AIを使って内視鏡診断すれば、どんな医者でも癌を見つけられる~

というすごわざ。

みなきゃ~

ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2017-11-06 19:50 | 診断の達人たち | Comments(0)

再手術?

食道胃接合部がんで手術したけど

縫合不全を生じ

膿胸を併発、

なかなか治らないので呼吸器外科に広背筋皮弁でスペースを埋める手術を受けたけれども

やっぱり食べるとまた膿胸が持続してしまい、なかなか治らないとのご相談。

このまま保存的に治る可能性が低いとすれば

専門施設で食道バイパス手術を受けるのが近道かも。



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by kenzaburou41 | 2017-11-02 23:09 | ケン三郎に聞く質問コーナー | Comments(0)