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幕内教授の格言

2010年若手に向けたメッセージより

向上心をもち仕事に貪欲であれ

困難を楽しめ、立ち向かえ

真摯な気持ちで熱意をもって診断を

集学的治療が進歩してもリンパ節郭清を省略してはならない

名人芸は普及しない、誰もが簡単で安全にできる技術を開発せよ

幸せは独り占めせず、分け与えよ



できてるかな~、、


by kenzaburou41 | 2018-04-30 16:30 | 大ボスの格言 | Comments(0)

優先順位

食道癌の術後ですが

「手術直後、もしくは1週間後にに内視鏡で吻合部を観察する」

のは一般的ではなく、多くの施設は術後透視(造影剤を飲んで)
で縫合不全の有無を確認する、のが一般的です。

内視鏡で圧がかかると、せっかく、くっついてる縫合部分が
ほつれて縫合不全が生じる可能性を心配する、のが最大の理由です。

実際やってみるとそんな心配はそうありませんが。。

ではどのタイミングで内視鏡をやるか?ですが

「食事がつかえてたべものがとおりにくい」
と訴えた時、術後2-3か月後に吻合部狭窄の拡張のため

それがなければ、癌の再発がなくて、お元気で
そろそろ術後1年たちますし、

のどの癌や、胃癌ができてないかを一応しらべときましょうか
ってことで術後1年目にやる、

という事が多いです。

しかし、その1年の間に再発した、
抗がん剤治療をしている、放射線をあてている
となると

「再発した病気」もしくは「再発を危惧する病状」
への治療が優先されますので

気が付いたら内視鏡を全然やってない

ってこともありうる話です。

とくにステージⅣに近い状態で手術を受けた方は
高率に再発が予想されますので

むしろCTやPETでどこか転移がおきないか?
を調べるのが主体になります。

あくまで内視鏡は「食道癌が再発なくおちついていて、
その後の起きるかもしれない重複癌の検査」
ですので、優先順位は低くなります。

とはいえ、

元々切除不能で、バイパス、ケモ、ケモラジ、でうまくいってて
1年もたないだろうな、とおもってたら3年元気にされてて

あれそういえば内視鏡やってなかったな

って方に下咽頭癌が進行して見つかる

ことをつい先日経験したので

1年も術後内視鏡をやってないかたは

「内視鏡はやらなくていいでしょうか?」

とお伺いをたてるのもよいとおもいます。






by kenzaburou41 | 2018-04-30 15:31 | 手術後のアフターケア | Comments(0)

食道癌治療の最前線

9月に頭頸部外科学会で「食道癌治療の最前線」
ってことで講演の依頼があり

え?おれ?

他にいっぱい有名人いるのに~

とおもいつつ、
こんな機会は2度とないので快諾。

したはいいものの

6月中旬までにテキストつくんなきゃいけなくって

最前線、最前線、

特捜最前線。ふるっ、、

診断においてはNBIやBLI LCIにエンドサイトだろうし

治療においては 全周ESDにPDTかしら、、APCもいいぞ

手術はこの春、保険適応になったロボット手術がトピックで

切除不能癌へのDCF-コンバージョン手術、サルベージ手術

あとは咽頭食道接合部癌に対するELPSや喉頭温存手術でしょうか

薬に関しては分子標的薬の治験、、、

これを40分くらいにまとめてお話。

幅広い知識で戦わねば













by kenzaburou41 | 2018-04-30 15:14 | ひとり言 | Comments(0)

英語でカルテを書く

論文書いたり
英語で講演したり
とこの稼業も自分の仕事をどうアウトプットしていくかを
求められる

いざ英語で話そうといってもパッと出てこない

すぐ出てくるにはどうするか

練習なんだけど

まあ日頃の意識づけが肝心

でどうするか

英語でカルテを書く

これいいんじゃね?


昔はドイツ語

ドイツ語で熱がない、熱がある
よく目にしてたわけで。

これを日常にすれば、、

40後半のおっさんの、最後の悪あがき〜














by kenzaburou41 | 2018-04-28 07:23 | ひとり言 | Comments(0)

ロボット食道手術

昨日、消化管外科の新人歓迎会があって

2次会。

たまたま若き天才外科医、
ロボット大腸外科のお殿様の隣に座って

酒飲みながら

せんせ、ぶっちゃけどうなんすかロボット??

聞いてみたら

カメラをみながら長〜い道具を使ってTVみながらやるいわゆる腹腔鏡、胸腔鏡などの
操作の方がよっぽど難しく


ロボットの方が慣れたら簡単にできる

この先はきっとロボット手術がメインになるだろ〜と。

へ〜

「俺、カメラの手術、昔創世記のころ
時間もかかるし、合併症もあるしで毛嫌いしてたんすけど、
その技術認定なんちゃらがなくてもできますかね?」

って聞いてみたら

基本的にはそういう資格がなくても、初めからロボット手術でも
いいだろう、将来はそうなるんじゃない?

っていう。

へえ〜

そうなんだ〜

それならいいなあ〜

「いろんな資格持ってないとやっちゃいけない」
みたいな風潮はぜひ辞めていただきたい

門戸を広げてもらえるといいなあ〜

いいこと聞いたぜよ〜

お殿様〜っ















by kenzaburou41 | 2018-04-27 01:23 | 胸腔鏡手術 | Comments(0)

教育

日本人の遺伝情報を調べたところ、お酒に弱い体質の人が増えるよう数千年かけて「進化」してきたことが、理化学研究所などの分析でわかった。詳しい原因は不明だが、アルコールに弱い体質が何らかの理由で環境への適応に有利に働いたとみられるという。24日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表した。

 体内でのアルコール分解には、「ADH1B」と「ALDH2」という2種類の代謝酵素が関わる。それぞれの酵素には、働きが強いタイプと弱いタイプがあり、日本人ではADH1Bの75%、ALDH2の25%が弱いタイプ。一方、欧米人などは、大半が2種類ともに強いタイプをもつことが知られている。

 日本人2200人の全遺伝情報を解析すると、弱いタイプの酵素をつくる遺伝子のそばに、まれにしか見られない多数の変異が集まっていることが判明した。子孫に遺伝情報が受け継がれる際に、変異がこの遺伝子と共に失われずに蓄積してきたことを示しており、弱いタイプの酵素をもつことが有利に働いた証拠の一つとみられる。弱いタイプの酵素をもつ日本人は、過去100世代ほどかけて増えてきたこともわかったという。



お酒で酩酊状態、、、記憶をなくす
そこまで飲んだら社会的信用も一気になくなる

という一日。




by kenzaburou41 | 2018-04-27 00:59 | 食道癌になりやすい人 | Comments(0)

胸部外科学会

食道外科って

お腹から上の臓器なんで

「胸部外科」なんですね

一方で胃、大腸、肝臓外科は「腹部外科」

ってことで

食道は消化管でもあるけど、場所的には「心臓、肺、食道」と似た位置にあり

その領域を扱うので「胸部外科医」でもあるんですね

欧米では肺と食道一緒にやってる先生も珍しくなく

ああ、そうだなあ、俺、胸部外科なんだ
といまさらながらに思うこうこの頃。

この十月に胸部外科学会という学会があって、心臓外科医が花形で、呼吸器外科もまたその次に花形で
食道はこの二つに比べると、地味、ではございますが。

本日その胸部外科学会に入会を決めまして。

明日にも入会金を13、000円ほど銀行に振り込んで参ります。

10年続けると13万円でございます。

う〜ん、でもこの学会の会員じゃないと食道外科専門医が取得できない、という事情もあり。

最終的に「食道外科専門医」を名乗るには

入らざるを得ない、、、

「47歳の入会者、現る」

胸部外科学会的にはニュースですよ

内視鏡、頭頸部にちょっと飽きてきた今。

いよいよ外科医として再生プログラムですわ




by kenzaburou41 | 2018-04-25 00:52 | ひとり言 | Comments(0)

頸部食道癌のことなら

食道学会の頸部食道癌のセッション、今年のシンポジウム

ケン三郎は表在癌のことで演題応募したんですが

うちの上司は進行癌のことで演題応募。

なんと二人とも受かりまして。

同一施設から二人、シンポジストに選ばれまして〜

ありがたいことです。

てことは、、

日本でも有数の頸部食道癌の専門施設

と胸を張って言える、、でしょうか。

いやいやそうやって集まってくるとまたこれは声は残せませんよ
っていう方が中にはいるので、

「ここに来れば100%声が残せる」

ってわけではありませんし

もちろん、癌を相手にするので100%治るわけでもございません

声を残すためなら抗がん剤も使うし、ESDもELPSも使うし、もちろん
手術に放射線

あらゆる方法を使ってなんとかしよう

簡単には声を取らないぞ

という気持ちで治療を提供しております。

「頸部食道癌でお困りの方」

ぜひ当方までご相談ください〜








by kenzaburou41 | 2018-04-18 23:40 | 日本食道学会 | Comments(0)

食道学会シンポジウム

6月の食道学会のシンポジウム
頸部食道がんのセッションに演題応募

本日その採択が発表されまして

無事採択されました~!

「咽頭食道接合部がん」

っつー正式名称はないんだけども

ここのまたがる病気をどうみつけて診断、治療するか?

おそらく世界でもトップランナーのケン三郎の集大成でございます。


「発表は英語で」

え、、、えええっつ

はい、もう論文もかいちゃおう。

ぽちっとな

by kenzaburou41 | 2018-04-16 21:20 | 日本食道学会 | Comments(0)

水戸消化器病研究会

来月5月18日ですが水戸の医師会館で[水戸消化器病研究会」
というのがございまして。

金曜日19時15分から講演でございます。

同じスライドを何回も使ってるんで、自分的には飽き飽きしてきたんで

新しい写真を取り直して

そろそろ違う切り口で経鼻内視鏡を広められないか

っつう感じで、準備しようとおもいます。

これで日本各地での講演、

群馬、千葉、東京、神奈川、埼玉、茨城を制覇。

栃木、山梨からオファーこないかなあ~

茨城の先生がた、看護師さん連れて是非おこしくださ~い



by kenzaburou41 | 2018-04-16 20:15 | 講演録 | Comments(0)