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人手

病棟で働く食道外科の若手が夏休みで。

患者さんがあちこちからやってきて

緊急入院、検査、手術とてんやわんや。

ひえ、、内視鏡終わんないのにもう手術に呼ばれた~

行けねえ 無理、店じまいっ

先生、患者さんの家族が説明聞きたいって

いえいま19時でしょ?アポ無しでいわれても・・・

働き方改革はどこへやらでいそがすい毎日でございます。


がんばらない。





by kenzaburou41 | 2019-08-30 20:00 | ひとり言 | Comments(0)

DCFが効かない

進行食道癌

抗がん剤やって手術というのが今の標準治療だけれども

抗がん剤やって小さくして、手術

のつもりが

やってるうちに大きくなってしまった、壁内転移や遠隔がでてしまった

となると、手術をそこでやるのがいいのか

となると考えもので。

そういうタイプの食道癌は、おおむね予後が悪い事が知られていて

せっかく手術したけど、すぐ再発した、
という苦い経験は食道外科医なら誰しも持っていて

う~ん、ここは手術しないほうがいいのではなかろうか

いや今なら手術で助けられるかもしれない、、と手術に踏み切るか

最初から手術していればこんなことで悩まなくてもよかったんだけどもと
後悔も。

どこでどのカードを切るのがいいか、「思ったようにいかなかった」
時に決断を迫られます。

食道癌ってなかなか手ごわい相手です。












by kenzaburou41 | 2019-08-27 22:51 | 抗がん剤治療 | Comments(0)

倫理審査

倫理審査の変更申請書を書き上げまして

ようやく申請終了

これから夏休みです~

皆様ごきげんよう


by kenzaburou41 | 2019-08-18 21:59 | ひとり言 | Comments(0)

セカンドオピニオン来る

ELPS適応ありませんか?

って全国から相談がくるようになって

喉頭摘出?まさかでしょ?

放射線?

今使っちゃモッタイナイ・・・

標準治療じゃないかもしれないけども

うす~く

あさ~く

削ります。


by kenzaburou41 | 2019-08-16 23:23 | ELPSでのどを守る | Comments(0)

ゴルフに例える

食道の手術

大変な手術

だとおもいます。

食事量は減るし

胃袋は貯める力がなくなり

細い管になる

高齢者はそれにくわえて嚥下機能ももともとおちてるし

反回神経麻痺もでてしまうと
むせ易く

せっかく手術うけて悪い所とったのになかなか術後の嚥下が上手く進まない

こんなことなら手術うけなきゃよかった

そういっても手術受ける前に戻ることはできませんので

練習あるのみ

肺炎になったから絶食、抗生剤、点滴

標準的ですが

食べる練習をしない事には、一生その機会を失いかねません

ゴルフでいいますと

毎回ナイスショット、フェアウエーどまんなか

ショートするくらいなら3パットでもいいからと強めにねじこんだ

そんな必要はございません

1番になる必要はありません

あの人は私より遅く手術したのに、早く退院した

焦る事はございません、自分のペースで練習あるのみ

人は人。自分は自分。

マイペースで、練習してコツをつかみましょう

100回打ってもいいんです

打たなきゃ前に進みません

食べるのをやめたらそこで試合終了だよ


あせらずゆっくりと。

























by kenzaburou41 | 2019-08-15 22:27 | 手術後のアフターケア | Comments(0)

口腔ケア

抗がん剤の有害事象の1つに「口内炎」があり

食欲はでたけども、口内炎がつらくて口にものを入れたくない

って患者さんは少なくありません。

抗がん剤治療のみならず、手術前にも口の中を清潔にすることが重要であり
暇があったらまず歯科を受診し、歯、と歯周組織、口腔衛生状態を整えましょう。

抗がん剤治療中に歯科医師と歯科衛生士との連携を密にして、口腔ケアを
しかりやりましょう。

口腔ケアとは、口腔内を清潔で湿潤したいい状態に維持することをいいます。

口腔内の「保清と保湿」 うがい薬をもちいたうがいが有効ですが。

あくまで目的は口腔粘膜のきれいな状態を保つですので

のどのおくまでうがい液をためての「がらがら」うがい
ではなく
頬を振動させることによる「ぶくぶく」うがい
がお勧めだそうです。

ぶくぶくができない場合は口に水をふくんではきだすだけでも効果的。

うがい薬はアズレン、重曹などの低刺激で抗炎症作用や中和作用のあるものがよく、
痛みが強う場合はリドカインを加えることも可

ステロイド軟膏は感染を助長させる可能性もあるので安易にはつかわないこと。

だそうです。(頭頸部がん薬物療法ガイダンスより)





by kenzaburou41 | 2019-08-13 20:55 | 抗がん剤治療 | Comments(0)

リフタルK

お便りありがとうございます。そうですよねえ、伝えるべきですよね

それはさておき

内視鏡治療には安全安心が第一

安全性をたかめるためには

糸つきクリップで引っ張る
適切なフードの開発
熱が筋層に及ばない処置具
そして
ESDの局注液が、長く持続的にギンギンであること。

ギンギンになる局注液としてはヒアルロン酸が有名でございますが

カイゲンファーマ株式会社は5月31日、大分大学と新たに共同開発した早期消化管がんの内視鏡治療に用いる医療機器である「リフタル(R)K」および「リフテイン(R)ニードル」の発売を開始したと発表した。なお、両製品は、富士フイルムメディカル株式会社でも販売される。リフタルKは、早期消化器がんのある粘膜下に注入し、病変を高く持ち上げ、隆起を維持することで、がん病変を内視鏡手術で安全に完全一括切除する治療をサポートする医療機器。従来品と異なり、アルギン酸ナトリウムを主成分としている。アルギン酸ナトリウムの粘性により、病変を高く持ち上げ、形成した急峻な隆起形状を長い時間キープする事が可能。リフテインニードルは、粘度の高い注入材をスムーズに注入できるよう工夫した、内視鏡で使えるディスポーザブル注射針。大型病変への繰り返し穿刺時にも切れ味の鋭さが変わらないよう工夫された針先形状が特徴的。両製品は、5月31日~6月2日に開催された第97回日本消化器内視鏡学会総会で企業展示され、6月1日には、カイゲンファーマと学会共催のランチョンセミナーで、リフタルKの基礎と臨床についての研究成果が発表された


アルギン酸ナトリウムといえばアルロイドGの成分?

またまたその特性を生かした製品を作るとは。。。

今度使わせていただきましょう・・・

ぽち~とな


by kenzaburou41 | 2019-08-12 16:53 | 内視鏡治療 | Comments(0)

つたえるべきか?

8月からデータベース係の仕事が降ってきたんで

朝からカルテ整理してたら

患者さんの受診経緯を振り返る事に。

頸のリンパも腫れてお腹のリンパも腫れて
内視鏡やったけど原発が分からない

リンパ腫じゃないかって内科に紹介された

こっちで内視鏡してみた。

実は食道癌からの転移でした、

見つかりにくい場所にたしかにありました。

しかも下咽頭には表在癌もありまして

前医では指摘ありませんでした。

こうした場合、

後から診断するほうが圧倒的に有利に決まってて

最初に食道癌と診断するほうが難しく

ましてや下咽頭表在癌なんて気にしてないとまず
みつからない

それは言わない約束ですよ

ではありますものの

いや~やっぱり、こういう結果でしたよっていうのは
前の先生にも言ってあげた方がいいんじゃないか

とも思いつつ

紹介のまた紹介だから、直接その先生とやりとりは
していないものの

う~ん、、

悩ましい所です。











by kenzaburou41 | 2019-08-10 23:24 | ひとり言 | Comments(0)

誤診

2月4日にがんを告知され、同22日に舌の6割を切除し、太股の皮膚を移植して舌を再建する手術も受けた堀。手術を終えて一時帰宅した時には、がんとは分からずに通院していた当時の歯科で出された、口内炎の薬や、リウマチ科で出されたたくさんの薬を目にし、「それを見て耐えきれず、全部ゴミ箱に投げ捨てました」とやり場のない思いをぶつけたことを明かした。

 がんとの闘いは「痛み・悲しみ・絶望感・苦しみ・切なさ・無力感…」と試練の連続で、「転移や再発の怖さに独りで泣いた事も、幾度とありました」と打ち明けた。

 食道がんが見つかった時には「自分自身をコントロールする事が出来ず、取り乱して暴れたりもしました」とも明かし、支え続け、励ましてくれた夫に感謝した。

 現在は顔の腫れも徐々にひいてきて、言葉も聞き取りやすくなってきたと家族らに言われたといい、「何よりも私の心が回復してきたように、感じています」と伝えた。

↑堀ちえみさん

何度も訴えたのに異常ありません、といわれたり
薬をもらったけど一向に良くならない場合は
早めに病院を受診するか、病院を変えるか

ですが

診断に間違いがあった時に
前の病院まで行って、間違ってましたよ
って訴えるかというとそうでもないので。

多くの間違いはフィードバックされずに
そのままになっている。

しかし、自分の診断が絶対かというと
これまた専門外の事だと全く気にしない
っていうこともある。

患者さんの生の声を聴く事はすごく大事っす。


by kenzaburou41 | 2019-08-09 23:06 | 食道癌にかかった芸能人 | Comments(0)

糸付きクリップ

糸付きクリップの有用性は
食道ESDを最初にやった先生が考案されて、それが広く普及するようになり。

昔は自作、手作りでクリップに糸を結んでそれをうまく病変の手前に
かんで、口から引っ張って

てな方法で開発がすすみ

またバネ付きのクリップもできて

「外科医の左手だよ」
っていう感じでテンションを作り、引っ張り、層を見やすくして

安全に切り取る

安心安全

当たり前だけども時代は先に進みます

誰しもがどこで治療をうけても、一定のレベルで治療が
できる

外科では技術認定医なんていう専門制度が普及してて
若い先生はだれしもが技術認定医を目指します

ESD専門医

なんてのもそのうちできるだろうし

その頃ケン三郎は何してますか、、

若い先生を沢山育てて

学生に興味を持ってもらい

人々の幸せに貢献する




by kenzaburou41 | 2019-08-09 20:29 | 内視鏡治療 | Comments(0)